トレール注文
自動で設定したトレール幅を保ちながら有利方向にのみ動く便利な注文。
例:現在値(BID)110.50円の時、逆指値価格110.00円、トレール幅1円(1000pips)で売り注文
■トレール注文とは
図では買いのポジションを保有している場合を説明しています。
①の現在のレートからトレール幅(1000pips=1円)を指定し逆指値110.00を発注した場合、トレール価格と逆指値価格が指定されます。
②のトレール価格とは現在レートからトレール幅を広げたレートになり、図の場合、現在レート:110.50、トレール幅1000pipsから、トレールレートは109.50になります。
相場が有利方向に動いた場合(買いの場合は切り上がり、売りの場合は切り下がる)相場の動きに合わせてトレール幅を保ちながら変動します。図の様に現在レートが③の111.10まで上昇した場合トレールレートは110.10まで切りあがります。
トレールレートは有利方向にのみ変動しますが、不利方向には変動しません。よって図の④の様に相場が不利な方向に動いた場合は、最後に切りあがったレートにて発注されます。
※執行基準価格によって執行されます。
■執行基準価格とは
トレール注文を発注すると、逆指値レートとトレールレートが設定されます。執行基準価格とは、現在レートから近い方のレートのことを指します。