5/11 黒石寺・薬師如来坐像 … (旧暦四月七日 仏滅) | バイク日記1

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天台寺から帰ってからバイクに乗っておりません。
家の整理をしております。

先日のツーリングですが、
オサルベから平泉に出る前に
黒石寺に寄ってみました。

このお寺には
古い古い仏様が居られるのです。

貞観四年(西暦862年)の銘をもつ「薬師如来像」。

この如来さまは
「怖いお顔」で有名です。


   内に深い憤りを発して不退転の行に住持する畏怖像…
  
     (『みちのく守護 天台寺』=高橋富雄著)

それは
大阪で討たれたアテルイ&モレの死後60年のもの。

人によっては
二人を討った坂之上田村麻呂がモデルだとも

そうではなく
アテルイがモデルで「還暦供養」だという人も。。。。

いずれにせよ当時はまだ
征せられた現地のエビスの人々と
西国から岩手に移住してきた人々の間には
強い緊張があったのでしょう。

「“征夷”は国家を形成する上で当然のことであった」
などと
スラリとおっしゃる人達が居ますが、本当にそうでしょうか。。。

自分は「違うのではないか…」との思いがあります。

“征夷”が正しいのであれば
「国土を広げるためには他国に攻め入っても構わない」ということにならないでしょうか?


「戦争は必要悪」なのでしょうか?

ひとたび血が流れると
憎しみが
何十年、何百年と残ります。人間は感情の動物なのです。

もし自分に子供がいたら、
「そこんところ、しっかり考えてみろ」
とでもいってみたいです。


「怖いお顔の如来さま」ですが
本堂には居られず
鍵の掛かったコンクリートの収蔵庫の中のようで
今回は拝めませんでした。

次は
拝める日時を確認してから訪ねようと思います。 

                        (北上川=08年5月7日、岩手県平泉町・高館橋で)