
天台寺から帰ってからバイクに乗っておりません。
家の整理をしております。
先日のツーリングですが、
オサルベから平泉に出る前に
黒石寺に寄ってみました。
このお寺には
古い古い仏様が居られるのです。
貞観四年(西暦862年)の銘をもつ「薬師如来像」。
で
この如来さまは
「怖いお顔」で有名です。
内に深い憤りを発して不退転の行に住持する畏怖像…
(『みちのく守護 天台寺』=高橋富雄著)
それは
大阪で討たれたアテルイ&モレの死後60年のもの。
人によっては
二人を討った坂之上田村麻呂がモデルだとも
そうではなく
アテルイがモデルで「還暦供養」だという人も。。。。
いずれにせよ当時はまだ
征せられた現地のエビスの人々と
西国から岩手に移住してきた人々の間には
強い緊張があったのでしょう。
「“征夷”は国家を形成する上で当然のことであった」
などと
スラリとおっしゃる人達が居ますが、本当にそうでしょうか。。。
自分は「違うのではないか…」との思いがあります。
“征夷”が正しいのであれば
「国土を広げるためには他国に攻め入っても構わない」ということにならないでしょうか?
「戦争は必要悪」なのでしょうか?
ひとたび血が流れると
憎しみが
何十年、何百年と残ります。人間は感情の動物なのです。
もし自分に子供がいたら、
「そこんところ、しっかり考えてみろ」
とでもいってみたいです。
で
「怖いお顔の如来さま」ですが
本堂には居られず
鍵の掛かったコンクリートの収蔵庫の中のようで
今回は拝めませんでした。
次は
拝める日時を確認してから訪ねようと思います。
(北上川=08年5月7日、岩手県平泉町・高館橋で)