初心者はあれこれ手を出すから勝てないのですよね(自分)
一つの手法を確立してその手法に磨きをかけて勝てるようになった裁量トレーダーの方々を尊敬します。
優秀な裁量トレーダーの方々は取引する通貨は1つか2つに絞っている人がほとんどのように思えます。
もちろん同時に見ていられないという理由もありますが、通貨ペアの癖をよんで取引しているというのが一番の理由でしょう。
システムトレードだと複数通貨を同時に取引できるという一見ものすごいメリットに感じますが、ちょっと前から一概にそうではないぞっと思うようになりました。
通貨ペアの値動きの癖というのはローソク足の形成に起因します。
このローソク足が形成される勢いをEAが捉えることは出来ません。
また、何だかやばい動きになってきたぞ!
というような相場の空気・雰囲気などもEAは捉えることは出来ません。
人と人との売り買いから生まれるチャートに空気や雰囲気があって当然ですよね。
この勢いや相場の空気を上手く捉えるのが裁量トレーダーの腕だと思っています。
長年チャートを見続け、鍛錬された眼があってからこそ出来る相場観ですね。
昨今、複数通貨を取引するEAが増えていますが、相場の空気は仕方ないとしても値動きの癖を考慮して作られたのでしょうか。
HAWKやFALCONなどのEAは通貨別にEAがそれぞれ用意されています。
ESCは通貨別にすべて設定が可能です。
これなら納得ですが、一つのEAで複数通貨に設定するEAは疑問が残ります。
私の結論からすると単に取引する機会を増やしただけです。
少し前から私が取り組んでいる通貨別のポートフォリオは単に取引機会を増やしただけのロジックなら相関性のある通貨で取引すると同時期にドローダウンする可能性が高いという結果から考え始めたことです。
成績を安定させるためにも相関性のある通貨ペアの取引はおまけにしておいて現在メインとしているのが以下の4つになります。
①USDJPY
日本人として一番、取引とやすい通貨ペア
ボラが少なく、メジャー通貨ペアの中では一番レンジになりやすい
・アジアタイムスキャル
・レンジ・ナンピンロジックのEAをメインにセット
-最適化-
TPは小さめに設定、
SLが大きくても値が戻ってくる可能性が高いので含み損覚悟で勝率重視思考
②EURUSD
世界一の取引量を誇る最もメジャー通貨ペア
最近では大きめのトレンドが出来ることが多い
・アジアタイムスキャルはロットを下げ複数EAで構成
・トレンド系を強化
・24時間逆張りロジックは現状、小ロット運用
-最適化-
トレンド系のロット調整が一番の思索ポイント。
TP、SLではなくドテン方式で作成中
アジアタイムスキャルはTP10・SL25程度
ロンドン・ニューヨークタイムはTP20・SL80を目安
③GBPUSD
値動きが良く、上手くいけば利益率最高通貨
・ポンドの特性を生かしたEAを採用
・ブレイクアウト・グリッドロジックで再構築
-最適化-
アジアタイムスキャルはTP15・SL60程度
ロンドン・ニューヨークタイムはTP30・SL120を目安
④USDCHF
市場最高値がどこまで更新されるか激トレンド中通貨
・アジアタイムスキャル
・トレンド系EAを採用
-最適化-
トレンド系のロット調整が一番の思索ポイント。
TP、SLではなくドテン方式で作成中
アジアタイムスキャルはTP10・SL40程度
ロンドン・ニューヨークタイムはTP20・SL80を目安
細かいことを書き出したらキリがないですが、大雑把にこのような形で4つの通貨ペアをメインにして構成しています。時間が出来たらその次はEURCHF、USDCAD、AUDUSD、EURJPYを第2部として構成していきたいと思っていますが、まだまだ先になりそうです。
ご参考まで(^-^)/