トレンドラインとは上昇相場であれば、安値と安値を結んだ線、下降相場であれば高値と高値を結んだ線のことをトレンドラインと呼びます。
トレンドラインはサポート・レジスタンスの水準を示してくれます。
・上昇トレンドラインではサポート水準を、下降トレンドラインではレジスタンス水準を示してくれます。
・上昇トレンドラインを割り込んで価格が下落すると上昇トレンドの終息、又は上昇力の低下を示し、
・下降トレンドラインを割り込んで価格が上昇すると下降トレンドの終息、又は下降の勢いの低下を示して います。
トレンドラインの引き方
トレンドラインの引き方としては二点以上の安値(高値)を結べば良いわけですが、より有効的なトレンドラインを引くためには3つ、4つの安値(高値)を結ぶというように多くの安値(高値)を結べるラインが良いでしょう。
それがなぜ有効的なトレンドラインなのかと言うと多くの安値(高値)を結べるという事は過去において何度もそのトレンドラインが示す価格以下(以上)に下がらない(上がらない)という事でサポート・レジスタンスとして十分に機能している事が確認できるという点です。もちろん必ずそうなるとは限りませんが、可能性は高いといえます。
又、初めは2点でしか結べないトレンドラインでもその後、そのトレンドラインが示す水準で価格が反転した(上昇トレンドラインであれば下げ止った)という場合にはそのトレンドラインは有効に機能していると言えます。