① 基準線の向き
- 上向き:上昇トレンドのサイン
- 下向き:下降トレンドのサイン
→ 基準線は過去26期間の高値と安値の平均値。
トレンドの「中期的な方向性」を示す重要な軸です。
② 転換線と基準線の位置関係
- 転換線が基準線の上にある:上昇トレンドのサイン(買い優勢)
- 転換線が基準線の下にある:下降トレンドのサイン(売り優勢)
→ 「転換線」が「基準線」を上抜けるタイミングは「好転(ゴールデンクロス)」、
下抜けるタイミングは「逆転(デッドクロス)」と呼ばれ、
トレンド転換のシグナルになります。
③ 株価と雲(先行スパン)との位置関係
- 株価が雲の上にある:上昇トレンドのサイン
- 株価が雲の下にある:下降トレンドのサイン
- 株価が雲の中にある:トレンドの転換期・もみ合い局面
→ 雲(先行スパン)は「未来の抵抗帯/支持帯」を示します。
雲の厚さが分厚いほど、トレンド転換に強い抵抗があることを意味します。
④ 遅行スパンと過去の株価の位置関係
- 遅行スパンが(26日前の)株価より上にある:上昇トレンドのサイン
- 遅行スパンが(26日前の)株価より下にある:下降トレンドのサイン
→ 遅行スパンは「市場心理の遅れ」を反映します。
遅行スパンが株価を上抜けると、上昇エネルギーが強いと判断されます。
まとめ表(サイン一覧)
補足
- 4つすべてが上昇サインのとき → 「三役好転(強い買いサイン)」
- 4つすべてが下降サインのとき → 「三役逆転(強い売りサイン)」
→ 一目均衡表は「総合判断」が大切で、単一サインだけでの売買は避けるのが鉄則です。
