【P/L（損益計算書）】
│
├─ 売上 − 費用 ＝ 利益（黒字）
│ ↓
│ 本業で安定的に利益を出している
│ → 営業活動で現金創出の土台あり
│
└→ C/F（キャッシュフロー計算書）へ
↓
───────────────────────【C/F（キャッシュフロー計算書）】
│
├─ 営業CF：例:＋20億円（本業の稼ぎ）
│ → 本業でしっかり現金を稼げている
│
├─ 投資CF：例:▲5億円（成長のための支出）
│ → 設備投資も抑えられ、過剰投資なし
│
└─ フリーCF：＋15億円（営業CF＋投資CF）
│ → 自己資金で投資をまかなえている
↓
───────────────────────【B/S（貸借対照表）】
│
├─ 流動資産：例:40億円
│ ・現金および預金：例:20億円
│ ・その他資産も十分
│
├─ 流動負債：例:30億円
│ → 短期負債を現金でほぼ返済可能
│
├─ 有利子負債：例:15億円
│ → 現金で全額カバー可能
│
└─ 自己資本比率：例:15％
→ 財務体質はまだ弱いが、資金繰りは安定
↓
───────────────────────【資金余力の評価】
営業CF：プラス
フリーCF：プラス
現金残高：負債を上回る
→ 短期資金繰りに問題なし
→ 借入に依存せず、自己資金で事業を回せる水準
↓
───────────────────────【結論】
・本業で現金を生み出し、投資を賄い、余剰資金を保有
・有利子負債を全額返済できるキャッシュポジション
・自己資本比率は課題だが、資金繰りの安定度は高い
→ 「黒字＋安定CF＋潤沢な現金」が揃った好財務体質
ポイント
