2024年6月20日(木)、ポンド買い/スイスフラン買い推奨、円安どこまで?!

本日、SNB(スイス国立銀行)の政策金利発表がありました。

事前の予想は割れていましたが、政策金利を0.25%引き下げ、1.25%としました。

 

⇩はスイスフラン円の20分足チャートです。

 

スイス中銀の利下げ発表後、スイスフランが主要通貨に対し売られています。

現時点では、スイスフラン円は178円まで下落しています。
179円から1円以上下落していることになります。

 

問題は、スイス中銀が利下げをした後、初動はスイスフラン売りとなっていますが、この動きが続くかということです。

 

注目すべきは、フランスの政治財政リスクです。

フランスで想定される7月7日の決選投票結果次第とマーケットは見ています。

それまでは不確実性を嫌うマーケットは、安全資産のスイスフランを買う可能性が高いです。

 

ユーロを売ってスイスフランを買うユーロスイスフラン売りは、仕掛け時だと思います。

↓はユールスイスフランの10分足チャートです。

 

ちなみに、私は0.956スイスフランあたりで売っています。

 

ドル円の状況をみてみると、ドル円は158円を大きく超えてきています。

6月8日のコラムでも紹介していますが、ドル円は160円を目指す展開になっています。

 

 

 

ドル円は158.8円のレジスタンスラインを超えるかが焦点です。

このラインを超えてくると160円に到達する可能性が一気に高まります。

 

今後のFX戦略ですが、スイスフラン円買い、ユーロスイスフラン売り推奨です。

7月7日のフランス決選投票でルペン氏率いる国民連合が第一党となるようなことになれば、フランス国債は暴落し、ユーロは大きく下落します。

 

リスクオフ時にはスイスフランが買われますので、スイスフラン買いです。