2月24日(土) NZ利上げか、ニュージーランドドル円買い推奨!

注目していた米エヌビディアの決算が発表されましたね。
市場予想を上回る好決算で、時価総額は初めて2兆ドル(約300兆円)を超えました。

 

2兆ドルを上回るのは、米国企業ではアップル、マイクロソフトに次ぐ3社目です。

因みにエヌビディアは生成AI用の半導体向けGPUで独り勝ち状態です。

 

日本株は、エヌビディアの好決算の流れから 22日の日経平均株価は、バブルピークの1989年末につけた史上最高値である3万8957円を突破しました。

 

このあまりにも急激な日本株の上昇はちょっと違和感があります。

 

たしかに日本株全体のPERは16倍程度でPERだけを見るとアメリカと比べると上昇余地はあるかもしれませんが、日本企業の衰退が叫ばれている状況の中で、日本株が今買われて理由が分かりません。

 

史上最高値を更新したので日本株はもう天井無し状態です。

 

ところで、CFTC(米商品先物取引委員会)統計の投機筋の円ポジションについて調べてみました。

 

 

 

2月13日週売り越し(米ドル買い越し)が11万枚まで拡大しています。

 

2023年のピークは11月に記録した13万枚だったのでその水準にかなり近づいているので要警戒です。

 

 

ドル円に関しては為替介入も意識され152円を突破するのは容易ではないかもしれません。

 

そうなるとクロス円が狙い目なのですが、ニュージーランドドル円がおすすめです。

 

理由は、RNZ銀行からレポートが出ていて、そのなかで、4月にニュージーランド準備銀行が0.25%ずつ、利上げを行う可能性があるとしていることです。

 

今、世界の中央銀行のどの国が利下げを最初に開始するか注目されていますが、逆に

インフレは再上昇する可能性も高まってきていると感じます。

 

こちらはニュージーランドドル円の日足チャートですが、直近1週間ほどで大きく上昇しています。

 

クロス円を買うなら、ニュージーランドドル円の押し目買い推奨です。

できれば、92円台で買いたいですね。