利用中のFX会社でも原油トレードを取り扱っている所があると思います。原油取引は、値動きが激しい相場でスキャルピングを活用して短時間で利益を積み上げることも可能です。原油取引は一般的な通貨ペアによるFX取引と同じように取引が可能ですが、始める前に原油トレードを行う上での注意事項やMT4/MT5で表示させる方法などを確認しておきましょう。

原油取引

原油トレードを始める前に知っておく事

ここではXMでの原油トレードについて説明します。
 

原油はシンボルが2種類

FX取引で通過ぺアを選択する際と同様、原油取引を行う上でも銘柄を選択する必要があります。原油と言ってもXMで取り扱う原油[OIL]には2種類あります。

  • 原油=OIL

  • 原油ミニ=OILMn

同じ原油でも上記のようにシンボル表記が異なります。取引上でも違いがあるので注意しましょう。

 

原油取引条件

XMで原油を取引で扱う上で、原油と原油ミニは共に「原油」なので商品自体は全く同じですが、取引可能な最低数量が異なります。それぞれの最低数量は下記の通りです。

  • 原油(OIL):1ロット=100バレルから取引可能
  • 原油ミニ(OILMn):1ロット=10バレルから取引可能

原油(OIL)と原油ミニ(OILMn)のどちらを取引するかで、1ロットの価値が違ってきます。

 

レートとスプレッド

XMでは、原油(OIL)も原油ミニ(OILMn)もスプレッドとレートは同じです。

原油取引は為替商品(FX通貨ペア)と違ってスプレッド自体は原則固定となり、ほぼ変動しないのが大きな特徴です。

 

 

原油取引の限月

原油取引は先物取引なので「限月」があります。限月は取引商品の満期日を意味しており、最長の場合でも3ヶ月間しかポジションを保有することが出来ません。

原油と原油ミニのシンボル表記

  • 原油 → OIL-SEP21
  • 原油ミニ → OILMn-SEP21

3ヶ月毎に「OIL〜」以下のシンボルが新しい名前に置き換わります。満期日に先物のポジションを保有していた場合には、強制的に決済されてしまうので注意が必要です。上記の様な「満期日」は、FX通貨ペアでの取引ではないので原油取引を行う上では忘れない様に気をつけましょう。

 

 

スワップポイント

XMの原油は「先物取引」となります。

原油(OIL)および原油ミニ(OILMn)ともにスワップポイントは発生しません。

 

原油の両建て

XMの原油取引で非常に特徴的な点が一つあります。それは、両建ての場合に必要証拠金が50%となるシステムです。片方だけの証拠金で両建てをすることが可能になります。原油取引での両建ての一例やポイントの詳細は下記の記事をご覧ください↓

 

 

ロット数とレバレッジについて

原油原油ミニで最大ロット数が違います。

XMでは50ロット(500万通貨)のポジションを複数持つことが出来ますが、原油取引ではロットの表記方法が違うため注意が必要になります。

 

最大ロット数

  • 原油(OIL):最大ロットは400
  • 原油ミニ(OILMn):最大ロットが4000

XMでの原油取引で利用可能なレバレッジは最大66.6倍です。

国内の会社の場合では最大で10倍までしかレバレッジを適用できないため、原油取引を行うためには多額の証拠金が必要になります。

国内の会社とXMでの必要証拠金の比較

(原油1ロットで取引の一例)

  • 国内 (最大レバレッジ10倍)→ 必要証拠金は約8万8000円~
  • XM (最大レバレッジ66.6倍) → 必要証拠金は約420円~

最低取引単位が低い上に適用できるレバレッジが大きいことから、XMでの少額資金での原油投資は多くのビギナーにとって大きなメリットとなります。さらに詳しい情報は下記の記事をご覧ください。

 

 

 

MT4/MT5に原油を表示

下記の手順でMT4/MT5に原油を表示することができます。

  1. ツールバーの「表示(V)」をクリック → 「銘柄(o)」をクリック

  2. 表示されたリスト左側から → 「CFDs」を選択 → 「Futures」を選択
  3. 「Energies」を選択 → 「OILMh」もしくは「OIL」を選択
  4. 「銘柄を表示する」を選択
  5. 「ファイル」 →「新規チャート」から追加
 

原油取引を行う

原油取引はFX通貨ペアと同様にXMでも人気があり、多くのFXトレーダーが利用しています。原油取引は、値動きが激しい相場でスキャルピングを活用して短時間で利益を積み上げることも可能です。