今夜発表になるISM非製造業景況指数(総合)などの

重要指標はトレーダーにとって大イベントであり、世界中が注目をします。


その15分前くらいからは、思惑の売り買いが多発したり、また逆に

不気味なほどの静けさがあったりとかなり特徴的な動きがあります。

そして発表直後は乱高下する事が多々あります。


私もかつてこの指標発表時の突っ込みで手痛い火を負ったことが

何回もありますし、私の周りでも結構痛い目にあっている人が多いようです。

私がFXを初めてまだ間もない頃、この重要指標発表

タイミングで無用心にも100万通貨以上のポジションを

持っていたために文字通り目が点になりましたガーン


当時はスキャルピングのスタンスだったのでレバレッジをガンガン利かせて

トレードをしていました。ひりつく様なスリルを楽しみつつ、毎日20万円以上の

利益をあげていましたのでちょっと調子に乗っていたんですね。


この手痛い失敗の後、色々と試していく中で極力リスクをとらずに

利益を取るトレードのスタンスを身につける事が出来ました。


そこで私の考えとしての 指標発表時のトレード方法をお伝えしておきたいと思います。



■上昇すると見るか?下落すると見るか?

こればかりはその時々で変わりますのでなんとも言えません。

予想外の悪化で下落、ならまだ分かり易いのですが、

予想通りの発表で材料出尽くし→下落とか

予想以上に好調な数字が出た→でもなぜか下落

なんてのもありますので困ります。


いずれにしても 多くの枚数を持たない事が一番の予防線です。

(ひどいときには数百pips動く事があります。それに耐えられないような

トレードはしない方が無難です。)


■具体的なトレード法

発表直前の値から、40~50pips程度離して、逆指値を(買い)でも(売り)でも

両方に入れておきます。

逆指値にで入って思ったほど動かない時は、すぐにエグジットしましょう。想定外の

エネルギーを溜め込んでいる場合があります。

もしくはすぐに買値か売値にストップを置いてリスクヘッジを図ります。


この場合において「往復ビンタ」を食らう事がありますので注意です。

私が参考にしているある外国人FXトレーダーの本では、一日に二回「往復ビンタ」を

食らったらもうその日はエントリーしないそうです。


※往復ビンタとは:

どちらかに数十pips動いて、逆指値がヒットした瞬間、ものすごいスピードで

逆の方向に吹っ飛び、ロスカットした後で逆方向の逆指値にヒット、その瞬間に

またまた逆方向に一気に飛んでいく事。


なので、逆指値に刺さった後は、買値か売値にストップを置き、反発しても

引き分けにできる状態に持っていくわけです。最初からIFDとかで入れておくのがいいでしょう。



私は雇用統計の発表時のトレードについてはこう考えています。

■指標発表時は、チャンスのように見えますが、結構怖い

 ギャンブルです。ギャンブルが嫌なら場に入らない事!

■利益確定も損切りも躊躇しない。状況に即対処!

 冷静さが重要です。

■あんまり欲を出さない事。


参考になれば幸いです。



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