10月1日欧州市場序盤、対ユーロを中心に円売り・ドル売りが優先。
スペインが28日に明らかにした銀行の健全性審査(ストレステスト)の結果で、資本不足額が予想の範囲内だったことから、市場に安心感が広まった。また、本日発表予定のギリシャ2013年予算案への期待や、格付け会社フィッチがスペイン支援は必ずしも格付けの引き下げにつながらないとの報道等が好感され、欧州カブやNYダウ先物株価指数が前日比プラス圏で堅調に推移していることを受け、為替市場では、リスク許容度がやや改善。円売り・ドル売りが進行。

本日、ニューヨーク市場では、9月ISM製造業景況指数(23:00)が発表されるほか、バーナンキFRB議長の講演(25:30)も予定されている。
米9月ISM製造業景況指数については、業況拡大・縮小の分岐点である50.0を4カ月連続で下回ると見られている。
世界的に景気減速懸念が高まっている事や、先行指標である9月NY連銀製造業景気指数や9月シカゴPMIが前回値、予想値をともに下回った事などから、改善は見込みは期待できそうにない。内容次第で、ドルを中心に値動きが荒くなるかもしれない。また、バーナンキFRB議長は「金融政策」について講演を行う。量的緩和第3弾を決めたばかりでもあり、追加緩和を示唆する可能性は低いが、緩和打ち止め感を市場に抱かせないためにも、見通しが悪化した場合には追加措置を講じる用意があるとの見解を示すかもしれない。と考えられる。同議長がハト派姿勢を示せばドル売り圧力がかかる可能性がある。
米経済イベントの結果だけでなく、引き続き、米主要株価指数、原油相場、商品相場等の動向や、要人発言等に注意したい。


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