FXで重要な事は、
世界経済の流れを予測できるようになることです。

ここを間違えるとリスクがとても高くなります。

世界経済の流れを押さえておくために、
各国の政府や中央銀行が発表する経済指標やメッセージなどに
注意を払う必要があります。

では、
どんな経済指標を見ていけば良いのでしょうか?

基本的に、アメリカ経済を押さえておけば問題ありません。

今のところ、世界経済=アメリカ経済と捉えていいと思います。

アメリカ経済の流れを予測する上で、特に押さえおきたいのは、
雇用統計製造業景況指数です。

実戦では通貨ペアの国の経済指標を抑えておくことが重要です。

例えばアメリカの先行きは不透明であっても、日本のほうがもっと
不透明ということが経済指標から読み取れれば、それは長期的な
円売りを引き起こす可能性があるからです。

また指標を読むときに

「市場予想に対して、よかったのか?悪かったのか?」

で判断しがちです。

しかし、経済指標を読むときには、過去数ヶ月に渡ってどのような
傾向があるのかノートに毎月の結果を書いておくなど記録を
つけることが大切になります。

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◆(米)雇用統計
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米労働省が毎月発表する経済指標です。

月初めの金曜日に発表されます。

米政府発表の景気指標の中では、速報性が高いです。

製造業から小売業、政府から民間まで、
アメリカの雇用情勢を全体的に反映しています。

失業率や非農業部門就業者数など、
10数項目が発表される指標で
金融政策の方針を決める重要な指標です。

その中でも話題になるのが「非農業部門就業者数」と「失業率」です。

特に、農業部門の雇用者を除いた雇用者数である「非農業雇用者数」は、
米国の雇用情勢を表す指標として、大変注目度が高いです。

判断基準は、

・15万人以上なら → 安心
・10万人以上なら → 懸念


とされています。

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◆ISMS製造業景況指数
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ISMが毎月発表する経済指標です。

製造業の購買担当役員に対する景況のアンケートを基に作成されます。

月の第一営業日に発表されます。

主要経済指標の中では最も早いので、注目度が極めて高いです。

判断基準は、

・50を上回ると → 景気拡大
・50を下回ると → 景気後退


を示唆するとされています。

GDPとの関連性を持たせるために2008年1月分の統計より
算出方法が変更されています。

現在は新規受注、生産、雇用、入荷遅延、在庫の5項目についての回答結果を
元に算出するようになっています。


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◆(米)GDP
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GDPは、経済成長率と景気動向の全体を把握できる経済指標です。

1年を1~3、4~6、7~9、10~12の四半期に分けて、
翌月の下旬には米商務省が発表しています。

重要な指標ですが、
雇用統計や製造業景況指数と比べると
速報性が低いので少し役不足です。


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◆日銀短観
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日銀が全国の企業動向を的確に把握し、
金融政策の運営に役立てることを目的としています。

毎年、3、6、9、12月に調査が実施され、
それぞれ、4、7、10、12月に公表されます。

調査対象は、全国の資本金2000万円以上の民間企業(金融機関を除く)になります。