「指値注文」は、「売りたい価格・買いたい価格を指定」して取引する方法です。
別名「リミット・オーダー」とも呼ばれ、
「この値段になったら売る、買う」という方法です。

当然、

「現在の価格より高くなったら売る」
「現在の価格より安くなったら買う」

というように設定して売買を成立させるということになりますね。

この考え方は「モノをなるべく安く買って高く売る」という
利益を追求する上での最もベーシックなセオリーに則っているといえます。

相場が円安に進むと予測するなら、現在よりも少し円高なレートで売り注文を、
相場が円高に進むと予想するなら、現在よりも少し円安なレートで買い注文を
出すのが正攻法です。

為替市場は絶えず変動し続けていますから、
レートが常に自分が取引したい価格だとは限りません。

納得した値段で取引したいが
パソコンの前でじっと待つ時間がない人は、
この「指値注文」が便利です。

たとえば、
1ドル=115円50銭~115円55銭というレートの時に
取引したい価格が
1ドル=115円0銭の水準(レートよりも低い設定)
で買いたいという希望があるとします。
このケースでは、「1ドル=115円の指値で買い注文」を出しておきます。

このように、指値注文は
「今よりも低いレートで買いたい、あるいは、
 今よりも高いレートで売りたい」
場合に取引できる便利なトレード方法なのです。

・指値より1銭でも高ければ買えませんし、1銭でも安ければ売れません。
・買いの場合は指値以下、売りの場合は指値以上で取引されます。
・買いのときは時価よりも低く、売りのときは時価よりも高く注文し自分の

希望通りの価格で売買することが出来ます。


指値注文のメリット・デメリットは以下のようになります。

●メリット
あらかじめ約定する値段が分かっている。
希望する取引価格で注文が可能である。

●デメリット
希望するレートに相場が変動しない限り、売買(取引)は成立しない。
値動きが激しいときは売買が成立しにくい。


【注意点】
上記の例で「1ドル=115円の指値で買い注文」を出したケースでも、
為替が自分が思ったとおりに変動(円高が進行)しない場合があります。

こういう場合は、なかなか取引が成立しません。

指値の値段が為替レートとかけ離れるほど、注文が成立する確率が低くなります。
そのレートがその金額に達しないと、いつまでも売買ができないということです。

できるだけその時のレートに近い水準で指し値注文をする方が、
約定する確率が高くなります。

さらに指値には時間優先の原則がありませんので、
自分が100円の買い指値注文をする前に100円の買い注文がすでにあるなら、
自分の注文は先に注文を出されている注文の後に約定されることになります。