『為替相場 が左右される要因（5） 経済』

皆さん、こんばんは。
経済の事は、タメオに聞いた方が良いとしょっちゅう言われる（家族に限る） FX 界の経済評論家タメオです。

経済が為替相場に影響する要因って、僕はタメコに聞きたいけど、タメコはもう・・・・・・。

「タメオさーーーーーーーーん！！」

タメオ「ん？？」

「タメオさんってば！！！！」

タメオ
「もしかして・・・・・・・・・・・・・・・・ FX スワップ仙人様？？」

タメコ「最低！！！！」

タメオ
「おーーーーーーー、これはこれはタメコ殿、お待ちしておりましたぞよ。前回の様子では、別の世界に行かれなさったのでは？？」

タメコ
「もう、何なの！ただ、ごはんを食べてなかったから気を失っちゃっただけだって！」

タメオ
「そうですか、もうお体は大丈夫ですかな？？」

タメコ
「もう大丈夫。ごはんしっかり食べたから。」

タメオ
「では、早々にご説明を！！！」

タメコ
「あなた様には勝てれませぬ。ご説明させて頂きまする。
経済が為替に与える影響を語らせて頂きまする。

経済って言っても為替に影響するのは次の３つ。

１. 経済指標
２．株価
３．原油価格

１の経済指標ですが、これはどういうものか？
それは、各国が発表する（特にアメリカに注目）金利、景気動向、雇用状況、物価状況、国際収支状況などを表すの指標（モノサシ）のことです。
これは、国の価値を表すものなので、指標が悪いとその国の価値も低いとみなされるので、これが発表されると途端にその国の通貨は売られる傾向にあります。為替は敏感に反応します（特にアメリカ）。

２の株価ですが、
株価と通貨でよく言われるのは、「株高＝通貨高」です。
これは例えば日本で株が上がり続けていると、海外の機関投資家が利益を求めて、日本株を買いにやってきます必然的に日本の通貨（円）が必要になります。

そうすると他国の通貨を売り、円を買う事になりますので、自然と円高になっていきます。

また、株が上昇しているという事は、産業全体が好調という事ですから自然と輸出が増え、その代金を換金するためにも他国の通貨を売り、円を買い戻すという動きが企業の中でも多くなります。

３の原油価格ですが、
原油は未だに現代に欠かせないものとなっています。
ですから、石油の産出量が少ない国は他国から輸入しています。

原油高になれば、産業全体でコストが上がり競争力が低下するので、その国の通貨は売られる傾向に有ります。

石油の大量消費国であるアメリカや資源の依存が高い日本は、原油高の影響がかなり高いといえます。

その逆に石油産出国は原油高になれば通貨は買われる傾向にあります。
なぜなら石油で得た金で国内全体が好景気になるからです。

ちょっと長くなりましたが、こんなとこでございまする＾＾」

タメオ「さすが、タメコわかりやすい！！」

タメコ「タメオさん、あなたの事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

タメオ「タメコさん？　タメコさん？？　タメコーーーーーーー！！！」

大きい声を出しつつも、多分ごはんが切れたのだろう、そう思うタメオでした。