• 日   8月貿易収支
  • 独   8月貿易収支  
  • 英   9月生産者物価指数                    
  • 米   8月消費者信用残高         
  • 米   9月雇用統計                  
  • 加   9月失業率
  • 加   9月住宅着工件数   
  • 米   G7(ワシントン)       







  • ドル安の流れが止まりません。



    ユーロや豪ドルは直近高値を更新した後、トリシェECB総裁の発言をきっかけに利食いの売りが



    優勢になったものの、円は82円の前半に留まっています。



    昨日の午後、櫻井財務副大臣が円高に関するコメントを求められ「為替がどう振れていくかはマーケットが決めるもの」



    と発言したことが伝えられ、「市場介入はない」と読んだ投機的なドル売り円買いに、円は82円台前半まで



    上昇、連日の高値更新となりました。






    櫻井副大臣の発言を待つまでも無く、政府日銀は昨日の東京市場での82円台後半でも介入する姿勢は



    見せませんでした。



    9月15日に大規模介入に踏み切った水準を超える円高にも動かなかった政府日銀の姿勢を、市場は



    「介入はしない」と判断するのはある意味自然なことです。



    折から、ユーロや豪ドルが対ドルで急上昇したことで、円買いに弾みがついた格好になり82円台前半まで



    上昇したと観られます。



    米金融緩和観測が根強く、通貨安競争を批判する声もありますが、来月のFOMCでの政策決定までは



    この流れが継続すると見ざるを得ません。






    NY市場で82円11銭を記録したドル円ですが、下値はすでに80円割れか、1995年4月の79円75銭の



    史上最高値しかメドがたちません。



    円が上昇する度に、市場介入や量的緩和などで対処してきた政府日銀ですが、やや手詰まり感が漂ってきました。



    隣家の米国から火災が発生し、それが燃え移ってきたため必死に火消しに努めても、再び隣から延焼してくる。



    そんな状況です。



    ここは「火の元」である米国が鎮火させないことには、火種がいつまでもくすぶり続けることになります。



    米国が「これ以上のドル安は世界経済にマイナス」とのスタンスに転換しない限り現在の流れは変わりません。






    ECBは事前の予想通り政策金利の据え置きを決め、理事会後に定例となっている記者会見でトリシェ総裁は、日米の



    追加緩和政策とは一線を画す姿勢を見せました。



    これがユーロ高を促した面はありましたが、同総裁はこのところの「ドル安ユーロ高」にも懸念を表明しています。



    今年の春先から6月くらいまで続いたユーロ安で景気の底割れを回避できた経緯もあり、これ以上のユーロ高を



    避けたいとの意向が見え隠れしているようです。






    今夜からは為替に影響を与えそうなイベントが続きます。



    米雇用統計に加え、夜半からはG7とその後にIMF総会が控えています。



    今回のG7では為替問題が議題の一つであることははっきりしています。



    基本的には「人民元問題」が中心と観られますが、政府日銀は各国に、円高阻止に向けた単独介入に理解を求める



    意向です。



    果たしてすんなりと受け入れられるのかどうか。



    仮に中国が行っている為替政策と同一視されるようだと、さらに円高が進む可能性もあります。






    6月のトロントでのG7では為替問題は議論されませんでした。わずか4ヵ月を経て世界は通貨戦争の



    様相を呈してきました。



    今回のG7は各国が自国の利益を優先する、エゴとエゴのぶつかり合いになることも予想されます。



    そんな中で、新たな「通貨体制」が構築されるとは思えません。



    IMFのリプスキー専務理事は「通貨戦争になっていないことを願う」と発言し、ストロスカーン同理事も



    「(為替を)経済政策の武器として使うのは好ましくない」とのコメントを残し、ブラジルのマンテガ財務相に至っては



    「通貨戦争は既に始まっている」と述べています。



    ポジション管理をしっかりとやる必要があります。

    • 日   8月通関ベース貿易収支
    • 欧   トリシェECB総裁講演



    ドルが全面安です。



    11月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での追加緩和観測や



    米国の中国人民元切り上げ圧力から中国の元高・ドル安誘導、



    アイルランド等が国債入札をこなしたことなどで



    若干の財政懸念後退からユーロ買い、それらが要因でドル売りが進んでいます。






    そのような状況下で先週の金曜に



    当局による為替介入観測があがりました。



    政府日銀は声を揃えてノーコメントです。



    菅首相にいたっては「再度の介入があったとは聞いていない」と発言しています。



    市場では介入ではないとの声も上がっていますが、



    個人的には介入と読んでいます。



    ちょうど日米中3ヶ国で様々な問題があるので、公表出来なかったのではないでしょうか。



    もちろん介入失敗という理由もあり得るでしょう。






    本日もドル安の流れが続くと予測されます。



    先週の欧米株高で運用リスクが取りやすい動きから



    株高、高金利通貨買い(ドル売り)となり



    ドル円でも下値を試すと思われますが



    やはり介入警戒感から底が堅そうです。



    ですが、ユーロ対ドルでのユーロ買いに勢いがあるので、



    金曜のドル円の安値84円12銭を更新する可能性は十分考えられます。



    反対に、ユーロは対円でも高値を更新していますので



    案外ドル円は狭い値幅でのもみ合いになることも想定できます。



    本日は重要経済指標がありませんが、トリシェECB総裁講演が気になるところです。






    テクニカル面から見ますと



    ユーロ対円の「日足」を既に100日移動平均線を抜いており



    4月15日から引いたトレンドラインも完全に抜けています。



    また、一目均衡表においても雲及び遅行スパンも抜け、



    転換線も基準線を大きく上抜けております。



    目先は心理的節目の114円台で定着出来るかでしょう。



    さらに豪ドル対円でもシグナルが出ています。



    「日足」の200日移動平均線を抜けており、5月4日から引いたトレンドラインも



    抜いています。



    ドル安を基に高金利通貨の上昇は期待できる地合いが読みとれます。






    上記のユーロ、豪ドルの対円よりも



    テクニカルで買いシグナルが強いのがユーロ、豪ドルの対米ドルです。



    特に豪ドル対米ドルは「週足」までもシグナルが出ています。



    しかし、米経済指標が若干改善されつつある点がリスクでもあり



    そろそろ大幅な調整が入るのではないのかと気にしています。


    • 日   日銀金融政策決定会合議事要旨(7/14・15分)
    • 独   第2四半期GDP
    • 欧   6月ユーロ圏貿易収支
    • 欧   ユーロ圏第2四半期GDP
    • 米   7月消費者物価指数
    • 米   7月小売売上高
    • 米   8月ミシガン大学消費者信頼感指数



    昨日は日本の円高対策問題が相場を動かしたようです。


    午前中からジリジリと84円台にタッチしましたが


    午後から菅首相の発言などを受け円安に大きく動きました。


    その後、夕方に野田財務相の記者会見が開かれ


    具体的な介入の内容が無いことで


    市場に失望感が広がり、円は再度85円前半まで買われてしまいました。


    野田財務相はG7財務相・中央銀行総裁会議の事務レベルでの情報交換はしていると


    発表しており、


    日銀側も白川総裁の談話の発表や


    金融機関に為替相場の状況を聞く「レートチェック」を実施し、


    さらには財務省の玉木財務官は日銀の中曽理事との意見交換もありました。


    ここへ来てやっと政府と日銀は動いたようです。


    しかし、今回の介入が難しいのは欧米諸国を見ると明確です。


    ユーロ圏当局者から「日本の介入は欧州で歓迎されない」といった声もあがっていますし、


    米は「輸出倍増計画」がありますのでドル安円高を望んでいるでしょう。


    この状況下で解決策は見つかるのでしょうか。






    本日は欧米の経済指標が相場を左右しそうです。


    米中景気減速を根底に下落トレンドが進むか


    それとも気になる日本の為替介入を背景に円安が進むか


    といったところではないでしょうか。


    もちろん株価の動向も注視しなければいけません。






    ドルは対円では、NY時間での上昇の流れを引き継ぎ


    今朝には86円台を乗せてきています。


    上値としてはもみ合いが多かった86円半ばあたりと読んでいます。


    テクニカルでも「4時間足」の100日移動平均線が86円40銭付近にありますし、


    一目の雲の上限も86円57銭となっています。


    その前に10日の高値86円24銭が最初の壁となると思います。


    週末ですのでポジション整理という点でも売られてきたドルの買い戻しが


    あってもおかしくはありません。






    ユーロは読みづらくなってきていますので難しいです。


    基本的に売られる材料は豊富ですが、ほとんど買う材料がないユーロ。


    ドルの動きに左右されながらも、財政危機問題が取りざたされれば


    大きく売られてしまい戻りが遅いという相場になっているようです。


    また機関投資家などもユーロ売りを仕掛け始めているとの観測も聞かれます。


    ユーロドルのテクニカルを見ますと


    「30分足」の一目の雲の厚さがだんだんと薄くなっているのが分かります。


    その雲の上限にある100日移動平均線も1.29付近にありますし


    ボリンジャーバンドもバンドが狭まっており動き出すのを待っているかのようです。


    さらには「30分足」「1時間足」の直近で引いたトレンドラインも


    勢いは強くありませんが抜けてきています。






    昨日のように上げ下げを繰り返す相場になる可能性はあります。


    方向感がなく、トレンドを取りに行くのも難しいので


    うっかりミスがないように慎重さが求められそうです。


    熱くなり過ぎず冷静な判断を忘れずに取引をしましょう