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ピボット(Pivot)とは、J・W・ワイルダーによって考案されたFXのテクニカル指標で、別名「リアクション・トレンド・システム」とも言います。

 

ピボットには旋回軸という意味があるのですが、比喩として方向転換という意味もあります。

 

FXの初心者の方だと初めて聞く名前だという方も多いでしょうが、ピボットだけでトレードされている方も少なくないようです。(私の知ってる方はピボットという名前を一切出さず魔法のラインのような感じでおっしゃっていましたが・・・)

 

ピボットの詳しい説明をすると長くなりますので、どのように使うのか、そしてピボットが使えるのかどうかということを見ていきたいと思います。

 

 

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ドル円1時間足

 

上のチャートはドル円1時間足にピボットを表示させたものですが、元の色が小さく薄いので私の方で上書きしています。

 

ピボットには、

 

R3

R2

R1

PP

S1

S2

S3

 

の7つのラインがあり、Rはレジスタンスライン、Sはサポートライン、PPはピボットポイントを意味します。

 

ピボットポイントというのは基準となる中央値のことです。

 

上のチャートにはR3が表示されていませんが、4時間足以上であれば表示されています。

 

 

どのようにピボットを使うのかは上でレジスタンスラインとかサポートラインと書いたのでお察しの方もいらっしゃるでしょう。

 

使い方としては通常のレジスタンスラインやサポートラインと同じで、例えばR1まで上昇しここで反転したら売り、S1まで下落して反転したら買うというものです。

 

逆にR1を上抜ければ上昇の流れに乗るべく買い、S1を下抜けた場合は売ります。

 

使い方は至ってシンプルなのですが、果たしてこのラインは信用できるのでしょうか?

 

全トレーダーがピボットを使っているのであればかなり強力なラインになるでしょうが、そうでないとなるとピボットだけでトレードするというのは個人的には無理です。

 

一方で、ピボットのラインと上昇や下落の起点などが同じ位置にあるのなら後押ししてくれる材料にはなるかと思います。

 

具体的には、

 

 

上のチャートのR1とほぼ同じ位置に下落の起点であるピンク色線があります。

 

このような時はR1辺りから売りやすいかと思います。

 

逆に、S1は上昇の起点であるオレンジ色線よりも下にありますし、同様にS2も白色線の下にあります。

 

下と言ってもちょっとだけなので騙しのような感じになってS1やS2から上昇するかもしれませんが、下抜けているという事実があるので戻り売りを警戒しなければなりません。

 

 

ということで、ピボットが使えるかどうかですが、ピボットを信じてピボットだけでトレードするという固い意志があるとか、上で書いたような下落(上昇)の起点とほぼ同じ位置にあるのなら使えると思いますが、そうでないとなると単独で使うのは難しいかと思います。

 

これはピボットに限ったことではなく、フィボナッチや先日紹介したシグナルインジケーターも同様で、単独で使うのでなく補助的に使うことで力を発揮するのではないかと思います。

 

ですが、補助的に利用するものが多くなればどうなりますか?

 

ピボットはR1に到達したけど、フィボナッチはどのライン付近にもいないし、シグナルインジケーターのサインは出ていない。

 

これに加えて移動平均線は・・・

 

なんてことになると情報過多で頭が混乱するでしょう。

 

トレーダーの心理というものを考えたトレードができるようになるとローソク足という最強のトレードツールだけで十分トレードできるのですが、ローソク足だけでは心許ないということでどんどん色んなインジケーターが増えていくのだと思います。

 

こうなってしまう気持ちは私もそうだったので十分理解できるのですが、早く断捨離しないとトレードするためというより情報処理のためにチャートを見ているという感じになっちゃうでしょう。

 

決してピボットを否定するつもりはないのですが、絶対的なエースはローソク足であり、これ以外はすべてサブです。

 

サブはどう頑張ってもエースにはなれないので、いぶし銀の働きをしてくれるサブが1つあれば十分でしょう。

 

このサブ候補としてピボットを紹介しましたが、勿論私は使っていません。

 

使っていないものを紹介するのはどうかという気もするのですが、ローソク足にもっと注目してもらいたいがためにサブは万能ではないということを知って頂きたかったです。

 

勿論ローソク足は万能です!

 

以上です!

 

 

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