ドル円 来週のトレードプランの8回目です。
ドル円日足
まず日足ですが、黄色枠が今週分です。
3月13日(月)・15日(水)・16日(木)は大きく下げるものの猛反発して長い下ヒゲとなったのですが、17日(金)は若干の下ヒゲではあるものの長い陰線となりました。
まず考えるべきは戻り売りですが、日足で見る限りでは戻り売りポイントがわからないので4時間足以下で見ていきたいと思います。
戻り売りポイントに到達することなく黄色枠を下抜けた場合ですが、赤色線で示したダブルボトムのネックラインが赤色の水平線であり、オレンジ色丸の下ヒゲ連発も気になります。
黄色枠を下抜けたからと言って何が何でも売りと考えるのでなく、ネックラインやオレンジ色丸辺りからの猛反発にも警戒しておきたいところです。
ドル円4時間足
続いて4時間足ですが、赤色枠のゾーン辺りまで引き付けて売るのが第一プランですが、ここまで戻ってこない可能性もありますので1時間足でも見ておきたいと思います。
この赤色枠のゾーンを上抜けてくれば買い勢が元気になってくるかもしれませんが、まだまだ上には壁がたくさんあるので一気に流れを変えるのは指標や要人発言等の大きな力がない限り難しいと思います。
難しいだけであって何があるかわからないのが相場の世界ですので、一応注意は必要でしょう。
現在は上の方の黄色線で止められ軽く反発したところなので、ここが固いようであれば買うという手もあるでしょう。
流れ的には戻り売り中心で考えたいところですが、月・水・木と猛反発していますので上の方の黄色線辺りからの買いが伸びるかもしれないという準備は必要でしょう。
下の方の黄色線も上昇の起点ですので、この辺りからの買いも視野にしれておく必要はあるでしょうが、上の方の黄色線が壁になってしまいますので、下の方の黄色線の到達しても上の方の黄色線を上抜けるまで待った方が良いかもしれません。
下の方の黄色線を下抜ければオレンジ色枠のゾーン辺りまでを狙う売りで、ここが固いようであれば買いも考えておきたいところです。
オレンジ色枠のゾーンの下のオレンジ色線も一応警戒しておく必要があり、ここを下抜けてくるといよいよ128円辺りが見えてきそうです。
ドル円1時間足
最後に1時間足ですが、細かく引いた戻り売りポイントはたくさんあるのですが、最近の動きを見ていると緑色線や白色線辺りくらいまでであれば簡単に戻ってくるかもしれません。
赤色線や黄色枠、オレンジ色線辺りも戻り売りポイントではあるのですが、この辺りから売れば伸びると考えるのではなく、伸びてくれたらラッキーだけどダメだったらいつでも決済できるという準備をしておかないととんでもない損切り幅になる可能性があります。
こういうことは常に考えておくべきなのですが、今のボラを考えるとより慎重になるべきかと思います。
水色枠や紫色枠辺りまで戻ってくれれば売りやすくなりますが、下が固いようであればこの辺りまで買うというプランもあるでしょう。
来週は22日(水)、正確には日付が変わるので23日(木)の午前3時にFOMCがあり、30分後の3時30分にパウエルFRB議長の記者会見があり大きく動く可能性があります。
FOMCや要人発言がなくても大きく動き始めていますが、やはりFOMCには要注意が必要でしょう。
今週は猛反発が多く、戻り売りが嵌りそうなところが少なかったです。
どんな動きにも対応できるようにするのが目標であっても、基礎である戻り売りができていないのに猛反発中に飛び乗って勝つのは困難ですし、勝つことはあっても損切り幅も大きくなるでしょう。
「まだこの動きには対応できない」と思うのであればトレードせずにローソク足の動きをトレーダーの心理を考えながら追う訓練というのも効果的かと思います。
最後に、3月13日(月)~17日(金)までブログをお休みさせて頂いたのですが、それほどアクセス数が減るということはありませんでした。
検索からのアクセスが増えてきたのが大きな要因かと思うのですが、それほど減らないのであれば毎日更新に拘る必要はないと考えています。
「次の記事は何かな~?」と期待してお待ち頂いている方もいらっしゃるかもしれませんが、次の記事を期待するよりも過去記事の中で「これだ!」と思うものがあればそのことに関してご自身なりに行動されることをオススメします。
インプットばかりではいつまで経っても勝てるようにはなりませんので。
あっ、 それとトレードプランというのは本来はご自身で考えるべきものですので考え方さえご理解頂ければ毎週お読み頂く必要はありません。
「私はこのように考えていますよ~」という一例を示しているにすぎず、本来は土曜日にトレードプランなんて考えませんし、月曜日の朝に瞬間的にやっていることを長々と文章にしているだけのことです。
ご自身でトレードプランを考えるという訓練をしない限り上達はしませんので、一日も早くトレードプランの記事から卒業されることを切に願っております。
以上です!