本日の相場20130329 | チャートから学ぶ!勝利の法則☆★チャート王  スノーキー☆★FX・外国為替

本日の相場20130329

本日はこれから幼児があるため、方向性だけ書いておきます。

では、では。




ドル円日足
レンジ相場なるも、短期的にはやや下落トレンド有利。
ただし長期的には、上昇トレンドと見る。





ポンド円日足
レンジ相場なるも、短期的にはやや下落トレンド有利。
ただし長期的には、上昇トレンドと見る。





ユーロドル日足
ユーロドルは明確に下落トレンドです。
目標は、1.2600台です。





※各通貨急落の理由
ユーロ圏の小さな島国にキプロスという国があります。
キプロスも例にもれず、国際的な支援を申請している国です。
その支援策が先週末に決定しました。簡単にいえば。

あなたの国を支援しましょう。ただし国民にも負担をしていただきます。
今現在、銀行に預けている資産(国民の貯金)に対し、キプロス政府は下記を課金しなさい。
10万ユーロ以上の貯金に対し、9.9%
10万ユーロ以下の貯金に対し、6.7%
というものです。日本でいえば、1200万円貯金している人は、120万円を税金としていただくこ
とに決定しましたと、突然言われたのと同じです。
当然 キプロス国内ではATMから現金を引き出す人が続出。
あっという間に、ATMから現金がなくなったようで、貯金を下ろせない人が続出しました。
現在は、一切の人が、銀行・ATMからお金を引き出せないようです。

キプロスは、ユーロ圏内での経済に占める割合はたかだか、0.2%でたした問題ではありません。
投資家が気にしているのは、他に支援を申請している国を支援する際にもこういった処置が適
用されたらユーロ圏は大変なことになるぞと考えリスクオフとなっているにすぎません。

すなわち、今回の円買い等は、一時的な動きであり、落ち着いてくるともともとの円安トレンドになる。
と考えます。資金に余裕があれば下値では円売りを行いたいです。

3/19追記(ユーロ買い材料)
キプロス国民への課税処置は、一回のみで、他国の支援方法としては適応しない。
キプロス国民への課税率は、資産の少ない人へは、率を見直すこともある。

3/21追加(ユーロ安材料)
課税法案をキプロス議会は否決
課税内容の見直しを含め協議中
EU、IMFは課税案もしくはそれに代わる案を、実行しない限り支援は行わないと表明

3/25(ユーロ買い材料)
キプロスとトロイカ(EU圏)は、キプロス支援を大枠で合意した。

3/26
銀行を再編し、10万ユーロ以上の預金者には、その負担を強いる。
この処理方法は、今後のユーロ圏支援策の条件としてスタンダードになる可能性がある。




総括
ドル円は、レンジ相場(やや下落優勢)
ポンド円は、レンジ相場(やや下落優勢)
ユーロドルは、下落相場