これまでの人生を振り返ると、私はトータルで考えると割と運が良い方だと感じています。
もちろん、あまり上手くいかない時期もありました。
大学卒業後すぐに就職できなかったことや、やっと見つけた就職先が超絶ブラック環境で逃げ出したこと、転職先で辛いイジメに遭ったり。
あとは自業自得で人間関係がこじれてしまったことなど。
思い出したくもない黒歴史はいくつもあります。
でも、そういった辛い時期もまた一時的で、気づけばなんか知らないけど案外良い方向に進んでるという展開がかなり多いんです。
今の職場でも正直かなり恵まれた環境で仕事させてもらえています。
多分ですが、多少辛くても手にしたチャンスに対して可能性があると自分が判断した際には、我慢強く努力をすることができる性分だからなのではないかと自分では思っています。
しかし、FXにだけはこの「運の良さ」は一切通用しません。
ビギナーズラックという言葉があるようですが、少なくとも私にはその機会は巡ってこないまま月日が経っていきました。
たまーにありますよ、損切りできなくなってどうしようもなくなったクソポジが
欧州時間に一瞬だけエントリー方向に大きく振れて利益確定で逃げられたこと。
でもそんなの当然実力でもなんでもありません、本当にただのラッキーです。
一度根拠の崩れたポジションなど何の意味も持ちません。
そしてラッキー展開などFX界では滅多に訪れるものではありません。
現に私はラッキー逃げよりも、膨らむ損失に耐えられなくなって強制ロスカットか
爆損状態での損切りの方が圧倒的に多いんです。
普段の生活のように耐えれば何とかなることは、ほぼ皆無に等しいです。
相場は買いと売り双方の考えが激しくぶつかり合った末の総意のもとで動き、チャートを形成していく弱肉強食の世界です。
笑う者がいる反対側には、泣いている者がいる。
普段の生活の中で、FXのような状況におかれる経験が全くなかった私はまずそこで躓きました。
しかし、私はFXに対して可能性を感じています。
会社員で稼いでいくしかないと思っていた私に、FXの存在を教えてくれたこと。
これ自体は間違いなく運の良さが効いたと考えています。
このまたとないチャンスを逃しません。必ず手にします。
可能性がある限り決して絶対に諦めません。