こんにちはkeeです。
6日東京外為市場では、ユーロ/ドルはユーロ高が一服しましたね。
前日からのユーロ急上昇により過熱調整的にユーロが軟化しているように思えます。
対ユーロでのドル安一服がドル/円でドルを下支えする一方、ユーロ/円ではユーロの上値を抑えている感じでしょうか!
<現在のポジション>
豪ドル/ドル 0.95423 ショート
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------------本日の予想レンジ---------------
ドル
日銀の追加金融緩和策がFRBの追加金融緩和期待を更に高めたほか、NYダウの堅調推移を背景としたリスク選好姿勢を受けてドル売りが優勢となったNY市場の流れを引き継ぐ中、東京市場序盤にドル/円は一時83.10円付近へと下値を探る動きもみられたものの、この水準では政府・日銀の介入警戒感を背景に下値も限定的になると、昨日の日銀の追加金融緩和を好感して日経平均が上げ幅を拡大したことから83.20円付近へと小幅に反発。しかし、FRBの追加金融緩和観測に加え、NY時間には米財務省高官が政府・日銀の為替介入について「米国は市場原理に沿った為替相場を好む」と発言するなど、今週金曜日にワシントンで開催される先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)を控えて、政府・日銀は介入をやりづらいとの見方もドルの上値抑制要因となる中、東京市場終盤にかけては模様眺めムードも強く、ドル/円は84.15円を中心に上下15銭内の狭いレンジ内でもみ合いが継続。その後、欧州市場ではGLOBEXの NYダウ先物が上げ幅を拡大し、欧州株も堅調に始まる中、リスク選好のドル売りが対ユーロや対豪ドルで優勢となったことが波及し、ドル/円は83.00円付近まで下押しした。なお、日銀は10月の金融経済月報で景気判断を「緩やかに回復しつつあるものの、改善の動きが弱まっている」とし、前月の「緩やかに回復しつつある」から下方修正したものの、市場の反応は乏しかった。また、日経平均は堅調な値動きが続き、前日比172円高で終了した。ドル/円単体での動意は乏しいものの、株高連鎖を背景にリスク選好型のドル売りが強まる可能性がありバイアスはややドル安方向か。昨日は日銀が予想を上回る追加金融緩和を実施したものの、効果は数時間しか持たなかったこともあり、失望感による円買い圧力もくすぶっているだろう。また、追加金融緩和に前向きなFRB当局者の発言が増える中、今夜発表される米ADP雇用統計が予想を下回った場合はドル売りが強まる可能性があるとみる。なお、政府・日銀の円売り・ドル買い介入が入るかどうかが注目ポイントとなっているものの、野田財務相はG7で政府・日銀の介入について説明すると述べており、今週は大規模な介入はやりづらいだろう。
【予想レンジ】 ドル/円 82.40-83.50
ユーロ
日銀の追加金融緩和策やエバンス・シカゴ地区連銀総裁の発言などを受けたFRBの追加金融緩和期待の高まりに加え、株高によるリスク選好を背景としたドル売りが活発化したNY市場の流れを引き継ぎ、東京市場朝方に対ドルは1.3860付近へと上昇し、対円も対ドルにつられて115.25円付近へと強含む展開になった。その後は明日にECB理事会や金曜日に米雇用統計など重要経済指標の発表を控えて様子見ムードが広がったものの、日経平均やGLOBEXの NYダウ先物の堅調推移を背景としたリスク選好ムードの高まりが下支え要因となり、東京市場終盤にかけて対ドルは概ね1.38台中盤、対円は115.10 円前後で底堅い値動きとなった。欧州市場に入るとアジア系中銀のユーロ買い観測に加え、欧州株が堅調に始まったこともあり、対ドルは1.3875付近へと上値を拡大した。日本の追加金融緩和と米国の追加金融緩和観測を受けて、株価が全般的に堅調となるなどリスク選好ムードの高まりを背景としたドル安・円安が進みやすい地合いといえよう。なお、明日のECB理事会では政策金利が据え置かれ、理事会後のトリシェECB総裁の会見でも金融スタンスが据え置かれることが濃厚とみるものの、最近のECBの資金供給オペに対する欧州金融機関の資金需要が低下していることから、トリシェECB総裁は市場の正常化に自信を示す可能性があるだろう。また、年明け以降の出口戦略についてトリシェECB総裁から何らかの言及があった場合は、ユーロ買い安心感が一段と高まるとみる。欧州PIIGS(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)諸国の話題も下火となっており、ポンドやスイスフランに対しても上値を拡大する展開になるだろう。
【予想レンジ】 ユーロ/ドル 1.3780-1.3920 ユーロ/円 114.70-115.80 ユーロ/ポンド 0.8670-0.8750
ポンド
日経平均やGLOBEXのNYダウ先物の堅調推移を受けたリスク選好ムードの高まりを背景に、東京市場で対ドルは1.5920付近、対円も132.40円付近へと上昇。欧州市場序盤にはユーロ/ドルがやや上値を拡大したことにつられて対ドルは1.5935付近へと続伸したものの、その後は対ユーロでのポンド売りが活発化したことから1.5890付近へと反落。対円も欧州市場序盤に132.00円付近まで下押しした。明日の英中銀金融政策委員会では資産買い入れ規模の増額が協議される可能性があるものの、ひとまず今回の会合では変更はないとみる。米国の景気下振れ懸念や債券利回りの低下を背景にドルが売られやすく、対ドルは緩やかながら上値を拡大する展開か。対円も株高を背景としたリスク選好ムードの高まりにサポートされるとみるものの、ドル/円が15年ぶりの安値を更新した場合は連れ安となることは避けられず、慎重スタンスを維持したい。
【予想レンジ】 ポンド/ドル 1.5850-1.5970 ポンド/円 131.60-133.00 ポンド/スイス 1.5300-1.5440
豪ドル
欧州市場序盤にかけては日経平均が上げ幅を拡大して終了し、GLOBEXのNYダウ先物や欧州株も堅調な値動きとなったほか、NY金先物が一時 1351.00ドルまで史上最高値を更新し高値圏での推移となったことも追い風となるなど資源国通貨買いが優勢となる中、欧州市場序盤に対ドルは 0.9765付近、対円も81.10円付近へと上昇した。前日の豪準備銀行理事会での利上げ見送りのショックを乗り越え、豪ドルの買い意欲の強さが示された形となっている。豪準備銀行は将来の利上げの可能性を排除していない上、日本の追加金融緩和や米国の追加金融緩和期待を背景に豪州と日米との金利差は拡大しており、金利面からは引き続き豪ドルの買い妙味は大きいだろう。また、金相場との相関トレードでファンド系からの買いも活発化しており、豪ドルは更に上値を追う展開が予想される。対ドルでは2008年につけた高値の0.9845付近を視野に入れる展開か。
【予想レンジ】 豪ドル/ドル 0.9640-0.9860 豪ドル/円 80.20-81.80 豪ドル/NZドル 1.2920-1.3070
NZドル
東京市場序盤はNZ乳製品大手フォンテラがNY時間に発表した粉ミルクの12月出荷分が2ヶ月ぶりの低水準に落ち込むなどNZドルの圧迫要因となる中、対ドルは0.7465付近、対円も62.10円付近まで下押しする場面がみられたものの、日米の緩和的な追加金融政策や見通しが支援材料になった上、株高を受けたリスク選好姿勢を背景にドル売り・円売りが優勢になったことから、欧州市場にかけて対ドルは0.7510付近へと上昇し年初来高値を更新。対円も 62.40円付近まで上昇した。日米の事実上のゼロ金利政策で相対的に高金利通貨の人気が高まっており、当面はNZドルも上値を拡大する展開が続くとみる。
【予想レンジ】 NZドル/ドル 0.7440-0.7580 NZドル/円 62.00-62.80
カナダドル
米追加金融緩和期待の高まりを背景とした金・原油相場の堅調推移を受けて資源国通貨買いが優勢となり、欧州市場序盤にドル/カナダドルは1.0130付近と約2ヶ月ぶりの安値へと下落。対円も株高・商品高を背景としたリスク選好の円売りから、欧州市場序盤に82.00円付近まで小幅に上昇した。米国・カナダの景気鈍化懸念はカナダドルのマイナス材料となるものの、日本の追加金融緩和や米国の追加金融緩和期待に加え、世界的な通貨安競争を嫌気して投資マネーが金など実物資産に流入しており、資源国通貨の人気が一段と高まるとみる。株高連鎖によるリスク選好ムードも追い風となろう。
【予想レンジ】 ドル/カナダドル 1.0060-1.0200 カナダドル/円 81.60-82.50
スイスフラン
ドル/スイスは史上最安値である0.9635付近を前に足踏み状態となり、東京市場終盤には一旦スイスフランを売り戻す動きが強まったことから、一時 0.9680付近へと上昇したものの限定的となった。対円は東京市場では86.10円前後で方向感に欠ける展開が続いたものの、東京市場終盤には対ドルでのスイスフランの下落につられて85.85円付近へと弱含みとなった。欧州PIIGS諸国の信用不安が下火となり、対ユーロでのスイスフランのロング・ポジションが巻き戻されつつあることから、目先はドルや円に対しても上昇余地は限られそうだ。明日の欧英の金融政策発表や今週金曜日の米雇用統計を控えて、今日・明日は利益確定目的のスイスフラン売りが入る可能性もあるだろう。
【予想レンジ】 ドル/スイス 0.9620-0.9730 スイス/円 85.60-86.40
