ディーラーといっても様々で、
その業界によって呼び方と仕事内容が微妙に変わります。
外国為替の場合には、
【外国為替・外為・為替・FX】などの言葉が冠として付きます。
それが株式になれば、その場合には
【証券ディーラー】と呼ばれる事となります。
ちなみに、取引業務には2つの種類があり、
特に外為市場では以下のように区分されます。
■自己勘定取引
金融機関自身の資金を預かって運用する。
■顧客勘定取引
顧客の資金を預かり運用する。
上記の両方とも、なされる業務のことを
『ディーリング』と呼びます。
しかし証券市場の場合は違って、
自己勘定の取引を『ディーリング』、
顧客勘定の取引を『ブローキング』と呼んで区別しています。
なんにせよ、基本的には同じようなものですが、
取り扱うものが「為替と株式と大きく異なる」のが、
証券とFXのディーラーの違いと言えるでしょう。