世界には
多くの国と多くの通貨があります。
FXは2つの通貨(通貨ペア)の
交換レートの値動きに対して
投資できるという金融商品です。
実際にFXでは、驚くほど
色々な通貨を取引することが可能です。
しかも、
証拠金を担保に取引するため、
証拠金として入れたであろう
「円」を介さない通貨ぺアのトレード
ですら取引可能なんです。
為替レートは、
通貨と通貨の交換レートだから
通貨の組み合わせの数だけの
通貨ペアが存在します。
例えば、
「ユーロ」と「ドル」と「円」
の3種類の通貨の場合を考えてみよう。
この場合、
「ユーロ/円」ドル/円」ユーロ/ドル」
の3種類の通貨ペアができます。
実際に取引する際の知識としては、
米国・ユーロ・日本・イギリスを中心に、
カナダ、スイス、オーストラリアの
通貨ぐらいまでのメジャーなもの
だけで十分といえます。
一般的にもここまでを
「メジャー連貨」にあたる
と考えていいでしょう。
世界の経済でも、為枠市場でも、
米国以外の国の存在感が増しています。
しかし、まだまだ世界は
米国を中心に動いています。
米国の通貨である「米ドル」は、
世界の基軸通貨として機能しています。
実のところ、FXでも米国中心、
米ドル中心に考えると、
わかりやすくなることが多いです。
一方で、FXではニュージーランドや
人民元、南アフリカ、トルコなどの
為替的にはマイナーな国の通貨も
取引することが可能となっています。
しかし、
これらはマイナー通貨と呼ばれ、
高金利という魅力の一方で、
経済規模が小さく不安定で、
自分の大切なお金を預けるには
不安要素のほうが大きいです。
FX会社はたくさんありますが、
その中でも最も多くの通貨ペアを扱っている
取引会社は、
150種類以上の通貨ペアを
取引することが可能です。
しかし、
実際はそんなに必要ない
というのがホンネです。
マイナーな通貨に
なればなるほど情報も少なく、
変動幅も大きくなりやすいため、
取引をする際には
気をつけなければいけないからです。
F Xを始めるなら少なくとも
最初はメジャー通貨、
特に一番馴染みのある
「ドル」「円」「ユーロ」「ボンド」の
組み合わせから入るのがオススメです。
情報量も費富な上、
取引コストとなる売値と
買値の差(スプレッド)も
マイナー通貨と比べると狭く、
有利に設定されています。
メジャー通貨を取引することは、
為替相場自体の製演にもなります。
対ドルの通貨ペア
「ユーロ/ドル」ドル/スイス」
「ポンド/ドル」「ドル/円」などを
ドルストレート。
対円の通貨ペア
「ユーロ/円」「ボンド/円」「フラ
ンノ円」などをクロス円と呼ぶ。
「豪ドル」「NZドル」「カナダドル」などは
資源国通貨と呼ばれることもある。
その名の通り資源が輩富な国なので
コモディティ市場との関連が強い性質に
注目が集まったりもします。
また、
スイスは永世中立国なので、
戦争やテロなどが起こった時などは
リスク回避目的に
買われることがあります。
以前は
「有事のドル買い」という言業の通り、
戦争などが起こったら
ドルを買うのが一般的でしたが、
2001年の同時多発テロ以降は、
「有事のドル売り」ともいわれています。
また、
最近は金融危機のリスク回避などに
「円」が買われる動きが
特徴的だったりもします。
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