前回に引き続き
FX初心者の方のために
通貨の特徴を解説しています。
今日の通貨は・・・
【JPY（日本円）】
初心者FXトレーダーは
まずはJPY(日本円)でトレードを
することになると思います。
このブログでも初心者の方には
値動きの小さいドル円から始めることを
お勧めしていますが今回はJPY(日本円)の話。
ドル円の話は、
また今度ゆっくりする予定です。
とは言っても、
円とドルは密接な関係なので
結局ドル円の話になるかもしれませんが。
JPY(日本円)の面白いところは
自国のイベントよりも他国のイベントによって
為替相場が動きやすいところです。
他国の動向に影響されやすい。
日本人みたいにミーハーなんです。
特に米国の経済動向に
影響を受けやすいところも
日本人っぽくて好きです（笑）
もう一つの特徴としては
日本円は金利が低く
かなり安定した通貨なので
海外投資家が
経済危機などでピンチの時に
自分の持っている資産を
とりあえず避難させるために
JPY(日本円)を買います。
これも世界一安全な国、
日本らしいですね。
「とりあえず
日本にいれば安全だろ」
と言った感覚で、
「金融危機の時にJPY(日本円)は買われる」
と覚えておいてください。
因みに逆に考えてしまう人が
多いので言っておきますが
JPY(日本円)が買われるという事は
円高になるということですよ。
ドル円でいうと下落する方向。
いつも「ドル円買い！」
とかやってるのは
あなたのJPY(日本円)でUSD（米ドル）を
買っているということです。
そんな安定なJPY(日本円)にも
影響を与える経済指標はたくさんあります。
というより、
むしろ影響受けまくりです（笑）
例えば、
先ほど説明していた円高。
急な円高になると
日本銀行が為替介入してきます。
「日銀介入」ですね。
これは急に円高になっている
JPY(日本円)の勢いを止めるために
一定の価値まで戻すために
ドルを日銀が大量に買い増す動きです。
当然ドル円チャートは
一気に跳ね上がる。
でもたいてい、
円高の勢いに呑まれ結局下落する。
日銀をもってしても
大きな流れにはなかなか逆らえないわけです。
また、
アメリカの景気が悪いと
「円安にレートが動く」
アメリカの景気が良いと
「円高方向にレートが動く」
といった傾向にあります。
だから
ドル円でトレードしている人は
アメリカの重要な経済指標の発表には
気を付けてくださいね。
特に初心者の人や
大量枚数投入している投資家は
それで一気に
市場から退場させられたりします。
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