今回は通貨の特徴を
解説していきます。
まずは、
USD（米ドル）についてです。
USD（米ドル）は、
国際間の取引に
最も広く使用される通貨です。
その昔はGBP(ポンド)が
地位をもっていた基軸通貨という座も
今では当たり前のように
USD（米ドル）が
その座に居座っています。
なぜそんなに頻繁に
取引される通貨なのか？
それにはアメリカの強みを
考える必要があります。
アメリカの強いところは
簡単に言うと
「軍事力」
「経済力」
特に軍事力世界一
というのが強い。
ドラえもんで言うところの
ジャイアンみたいな感じです。
「投資家は賢い臆病者」
つまりスネ夫のような
考え方をする人が多いので
ジャイアンのような国が
好かれるのは当たり前です。
昔はどこかの国で戦争があれば
その度に世界一の軍事力を誇る
アメリカのUSD（米ドル）が
買われていました。
アメリカの軍事産業が活発になり
アメリカの経済が好況になる
と考えるスネ夫のような人が
多かったからです。
ただし、
それも9.11のテロ事件で
流れが変わってきています。
ウォールストリートが狙われ、
一時ドル決済が麻痺しました。
臆病で賢いスネ夫は思います。
「戦争があると
アメリカも標的になるんだ。」
それからというもの
逆に世界のどこかで戦争があると
ドルが売られるようになってきています。
とは言っても、
GDP世界一のアメリカが
世界経済を引っ張っている
という事実は変わりません。
今後も
この国の経済指標の発表は
様々な国の通貨に
影響を与え続けます。
このブログを読んでいる人は
ドル円で取引する人が多いと思うので
注目すべき
アメリカの経済指標を書いておきます。
下記の経済発表時には
トレードを避けておくのが
FX初心者のうちは無難です。
◆米国主要経済指標
雇用統計 - 非農業部門雇用者数
消費者物価指数
生産者物価指数
国内総生産
貿易収支
雇用コスト指数
ISM製造業景況指数
鉱工業生産指数
消費者信頼感指数
小売売上高
対米証券投資状況(米財務省TIC統計)
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