米国債券市場で、

「長期金利と短期金利が逆転する」

 

 

逆イールドが生じたことが

話題になっています。

 

 

過去の景気後退局面では、

いずれも直前に

逆イールドが発生していることから、

 

 

景気後退のサイン

点灯したとみなされているんです。

 

 

実際、

株式市場にも影響が出ていますし、

 

 

8月14日には、米国10年債利回りが

一時2年国債の利回りを下回りました。

 

 

この日、米国大型株の

指数ダウ工業株30種平均は、

 

 

前日比で800ドルを超える下げとなり、

同時に円高が進みました。

 

逆イードルとは、

米連邦準備制度理事会(FRB)や

日銀が定めるいわゆる政策金利が

 

 

短期金利に影響を与えるのに対し、

長期の金利は市場参加者が持つ

将来の見通しによって決まります。

 

 

この見通しは、

国債の売買という形で現れ、

 

 

将来の見通しに不安を持つと

国債が買われ、利回りが低下、

つまり長期金利が下がることになる。

 

 

期間別の金利をグラフに描いたものを

イールドカーブと呼びます。

 

 

 

 

通常は、

短期金利のほうが低く、

長期金利のほうが高いんですが、

 

将来不安から、

長期債の利回りが減少すると、

長短の利回りが逆転する場合があります。

 

 

これが逆イールドです

 

 

米国では1990年以降、

3回の景気後退局面がありましたが、

 

 

米10年国債利回りと

米2年国債利回りの動きを確認してみると、

 

 

そのいずれにおいても

景気後退局面を迎える前に、

逆イールドが発生しています。

 

 

ただし、

逆イールドが発生したからといって、

 

 

すぐに景気後退が訪れると

考える必要はないんです。

 

 

逆イールドの

発生から景気後退まで、

 

 

平均すると約2年2カ月

要しているからです。

 

 

米国の逆イールド発生タイミングと景気後退期

(三井住友DSアセットマネジメントのレポートより)

 

 

逆イールドが

景気後退のサインだとしても、

 

 

実際に景気後退が始まるまでに、

株価はかなりの上昇

見せてきたという歴史があります。

 

 

ダウ工業株30種平均でいうと、

この間11〜34%上昇しました。

 

 

88年発生の逆イールド発生から

90年の景気後退入りまでの間で34%上昇、

 

 

同98年から01年までは11%上昇、

05年から07年までは23.8%上昇しています。

 

 

 一方、同時期の日本株は、

「バブル崩壊」「金融危機」とも重なり、

 

 

約2.9%上昇、約17%下落、

約5%下落という結果でした。

 

 

お盆明けの

投資家方の動きに注目ですね!

 

 

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