"マイコプラズマ・ホミニス(Mycopーasma hominis) は尿道に常に存在しているといわれ、病気をひき起こすかどうか、疑わしいという学者もいるが、性経験のある男性には検出率が高く、一部の非
淋菌性尿道炎にはマイコプラズマしか検出されないこともあるので、尿道炎の原因であるという見方がつよい。この菌も通常の培養法では検出できないので、検出には、特殊な培地が必要である。
ウレアプラズマ・ウレアリティクム(Ureapーasma ureaーyticum)はマイコプラズマ・ホミニスと近縁の細菌で、通常の検出法ではみつけられない。
特殊な培地を使うと約一〇パーセントの男性の尿から発見され、男性不妊症とも関係していると考
えられている。もし検出されたら、治療したほうがよい。ウレアプラズマも、それ自体が尿道炎を起
こすのは、ごく一部の症例だけである。治療には、ミノサイクリンの経口投与が一番よい。
梅毒(とくに妊婦の場合)の診断と治療②
第二にあなたを含めて、夫、実母、実父、兄、弟の梅毒血液検査が必要となる。
その理由のひとつは、全く「特異的に反応が陽性に出る」ことがあるからである。いいかえると、あなたが生理学的偽陽性(BFP)ということで、梅毒に羅患していなくても反応が陽性に出ていることが考えられる。こういうケースは全体の一〇~二〇パーセント。これは、ライ病、妊娠、覚醒剤中毒、マラリア、第四性病などのときによくみられる。
第三に、梅毒の歴史は紀元前からの長期間にわたるものだが、民族の大移動、とくに戦争によって全世界に広がるとよくいわれている。
日本では、第二次大戦直後に、兵士が海外から帰国して流行したことがあった。昭和二十四年に、次の世代の子どもを梅毒から守るために、妊婦に母子手帳が交付されるようになった。当時は、食糧難ということもあって、妊婦には米の配給をふやすことも条件になった。" クラミジア治療でのクラリスロマイシンとは?
