日本人の三大義務は、
見ざる、
言わざる、
そして、聞かざる!
……と、言ってのけた職場の後輩の答えに、
ある意味当たっているのかもなぁ、、、
と思ってしまった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
当店店主のtakaでございます。今日もヨロシクお願いいたします^^;
しかも、そいつときたら、最後の「聞かざる」のことを、
着飾る
だと今の今まで思っていたという二重の間違いをしてたっていうね……
ホントにモォねぇ……
オイオイ (x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ
オマエ、病院に行ってこいっっ!!
ということで、今日の、「絶対にリクエストされないだろう私のお気に入り80’sポップス」、その第3弾は、’86年6月の4週連続全英No1シングル。
Doctor & The Medics で、
『Spirit in the sky』
1970年のノーマン・グリーンバウムのカバーでしたが、この曲もイギリスでは大ヒットしたのにアメリカのチャートではさっぱりだったという記憶があります。
ボーカルの存在感が、すごいっすね。。。。
さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、本日の一品でございます。
「オイオイ」というキーワードにちなみまして、今日は、コレっ!
その名も、
『いとこ煮』 で、ございます^^
ボクの地元・北陸地方の郷土料理のひとつでして、この地方に門徒の多い浄土真宗の開祖・親鸞聖人の命日である11月27日の前7日間に行われる「報恩講」という行事で必ず饗される精進料理のひとつ。
しかし、なにゆえコレを、「いとこ煮」と呼ぶのかと言いますと、この煮物、中に小豆を必ず入れるのですが、小豆と一緒に炊く芋やらカボチャやらが炭水化物つながりの親戚みたいなものだから……だと、昔、ボクは誤解していたのです。
しかし、実は、煮えにくい食材から「追々(おいおい)」煮てゆく……
つまり、
追々 ⇒ おいおい(に、引っ掛けて) ⇒ 甥・甥(つまりは従兄弟同士) ⇒ で、いとこ煮!!(ばんざーい)
と、いうことらしいっす!
料理の名前って、面白いですねww
この名前を考えた昔の人、 って感じでしょうなぁ。。。
では、本日もレシピをごらんくださいませ!
どやっ!!
【材料・8人前分】
・小豆……60g
・カボチャ……正味300g
・レンコン……150g
・ゴボウ……80g
・人参……80g
・油揚げ……1枚
・出汁……500ml
・水……1000ml
・酒……150ml
・みりん……150ml
・醤油……120ml
・砂糖……大2.5~3
① まずは、小豆をざっと水洗いして被るくらいの水を張り、茹でます。
後で煮るので、ここでは7部通りぐらいの硬さにとどめておいてください。
② 小豆を煮ている間に、他の材料を切りそろえましょう。
油揚げは熱湯にくぐらせて油抜き後8等分に。
そのほかの材料は、ご覧のとおり。。。
野菜はすべて皮付きでもいません。
このほかに「コンニャク」「干しシイタケ」「大根」などが入ることもありますが、カボチャは外せない材料でしょうねぇ。。。
③ 手ごろな鍋に、出汁、水、砂糖、みりん、酒を合わせて、火にかけ、火と煮立ちさせます。
そこに、まず、煮えにくく煮崩れしにくい材料、この場合、ゴボウとレンコンから煮てゆきます。
(コンニャクや干しシイタケを使う場合も、ここで入れる。)
材料を入れてから再沸騰したら10分間、中火で煮ましょう。
時間が来たら、人参と油揚げを入れて、今度は5分間ほど煮ます。
5分経ったら、最期はカボチャと①で茹でた小豆を。
醤油も加えて、
再沸騰したら、弱火にしてさらに5分間コトコト煮ます。
時間が来たら、火を止めて、しばらく放置し、味を含ませましょう。
器に盛り付けたら、完成です!
調べてみると、山口県の一部地域、萩市などにも、「いとこ煮」という名の煮物があるようですね。
やはりここでも必ずはいるのが小豆。
でも具材として、白玉団子やかまぼこを入れたりするそうな。
他にも、広島県に伝わる郷土料理に、「煮ごめ」というのがあり、コチラも親鸞聖人の命日(ただしコチラは1月15日)の前後三日間に食べる、北陸のいとこ煮とまったくよく似た料理が存在するそうです。
へ~~~~~~
本当は、今月11日の鏡開きの時に「ぜんざい」でもしようと思って仕入れたんだけど、運悪くその日は職場が休みになってしまったり、また15日の小正月も日曜だったりと、使うタイミングを逃し続けた、この小豆ちゃん。
ようやく半分だけ使った~♪
でも、まだ半分手つかずで残っているので、次こそは、甘く炊いてぜんざいを作りましょうか! 餅も余っていることだしね^^
「ぜんざい編」は、またいずれかにコチラのブログに載せますね~
お楽しみに~
では、今日はこの辺でしつれいを。
また、次回ちゅーことで!!
ごきげんよう。 ばいばーい>