深夜にこんばんは♪ 雑食館店主のtakaです。
さきほど、外に出ていて月を見ていました。
明晩は中秋の名月ですが、今宵の月もまた美しい。
美しい月にこと寄せて、今夜は月をイメージしたクラッシックとベストマッチングした女性アスリートの忘れえぬ名パフォーマンスをいくつかご紹介したいと思います。。。
まずは、ブルガリアの新体操選手・ビアンカ・パノバの1989年の輪の演技を。
ベートーベンの「月光ソナタ」です。
パノバはこの前年に行われたソウル五輪で金メダル最有力候補と言われながら、予選のクラブの演技で大過失をしてしまい4位という結果に終わってしまった選手でした。
それを最後にいったん引退をしたのですが、カムバックを果たしてのこの輪の演技。
今見ても、その儚げな容姿は月の女神といった雰囲気があって、ため息がでるほどにとても美しいです。
当時、僕は高校生だったかな。
五輪では彼女の美しさと素敵な演技に、何もわからないまま圧倒されていた記憶があります。
そして、同じ「月光」を使用したアスリートの名パフォーマンスと言えば、フィギュアスケートの村主章枝さんが披露した2002年のソルトレイク五輪のフリースケーティング。
ショートで7位と出遅れるも、大健闘の5位入賞。第二グループから入賞を果たすほどの素晴らしい演技でした。当時リアルタイムで観ていましたが、この日の出来だけならば金メダルのサラ・ヒューズの次と言ってもいいくらいの出来でしたよ。
さて、最後は、ドビュッシー作曲の「月の光」。
といえば、MAO ASADA!
浅田真央選手が2008-9年シーズン最後を飾ったショートプログラムの演技をどうぞ。
ひと月前に行われた世界選手権では台落ちして不本意な成績に終わった真央選手でしたが、この年初めて開催された横浜のワールド・チーム・トロフィーでようやく最高のパフォーマンスを披露しました。
冒頭の3アクセルからのコンビネーションジャンプも決まりましたが、なんとステップでは女子ではめったに出ないレベル4でしたから!
でも個人的には、あまり好みではない演技なんですけどね。。。
しかし、いずれの演技も、何か、「祈り」を感じてしまいませんか?
あれから半年、そして、アメリカでは10年。
上もなく、また下もなく、人種や国境、男女や年齢の関係もなく、すべての人々が、少しでも救われ、そして安らかならんことを心よりお祈りいたします。。。