今も、別に刺激的な毎日を過ごしてるわけではない。
ただ、退院して間もなかった1年前の年末は、
飽きるほど単調な毎日を過ごしいた。
2018年10月25日、乳がん多発骨転移発覚(&多発肝転移)でおよそ1か月入院した。
かなり悪化してからの発覚だったため、車いす生活になった。
退院後、去年の12月は、お部屋の中でも車いすを使って過ごしていた。
お出かけなんてとんでもなくて、殆どお買い物さえ行けてなかったのではないだろうか。
買い物もヘルパーさんにお願いしていた気がする。
「自分はこのままなのだろうか」
その絶望感の中にいた。
もちろん、医師たちも治る見込みなんて一言も口にしなかった。
「このまま何もしないおひとりさま生活をしていたら、私の生活は破綻してしまう」
その不安。
家に引きこもった生活。
退屈な毎日。
ひとりでいると絶望感に襲われた。
あれから1年経った今、どんな形であれ、
社会復帰を果たせた。
それはそれで大変なこともいっぱいあるけれども、取り敢えず生活の目処はついた。
今の状況をすごく喜んでいる訳ではないが、
1年前の不安と絶望に苛まれた状況からは脱却できている。
今の生活に満足しているほどではないけど、
相当前進したことに間違いはない。
意外なのは、この前進をもっと喜ぶ自分がいてもいいはずなのに、そうでもない自分がいることだ。
そう。
やっぱり現実は厳しいのだ。
この年末年始も、私は自宅で仕事をする。
年始までに終わらせなきゃいけない仕事がある。
だから気分が晴れないのかなぁ。
せっかくのお休みなのにね。
今日はコメント欄閉じますね。