昨日も介護タクシーで通院。
特に出ている副作用は脚先の痺れ。でもメチコバールのおかげか、まだ普通に歩けている。この状態のままずーっといってほしい。
(脱毛はしゃーない)
今日は代診の先生による診察だったんだけど、ここのところ体重増加が著しく、代診の先生に、腹水の増加による体重増の心配を告げてみた。
🧒「そんなバカ喰いしてるつもりはないんですが(←嘘つけ)、前回CTを撮った3か月前から3キロ増えていまして。太っただけかもしれませんが、腹水の増加も考えられるかと(←あんだけスイーツ食べててどの口が言う?)」
「じゃあエコーで診てあげるから横になってね」と言うと、診察ベッドのほうへ体の向きを変えた。
先生がゲルを塗ってお腹にエコーのプローブ(ペンライトみたいやつ)を押し当て、お腹の上を行ったり来たり滑らせてスキャン。
「上(胃の辺り)は臓器でわからない。下は…」
いわゆる“下っ腹”を診る。
こっちも見当たらないね」
もっと下、恥骨のやや上辺りをスキャン。
ここは膀胱でその下…、ああ、この辺りにいるね。うん。でも多くはないよ」
くるっと向きを変えパソコンの画面を覗く。3か月前のCT 画像をチェックして言う。
「増えてるってほどではないね」
🧒「はい!!ありがとうございます!」と、
御礼を言いながら我が食生活を振り返る。
“バカ喰いしてないけど運動量は少ないし、スイーツは増えてるし…”
🧒「やっぱ私の体重コントロールですね」と、ボヤいたあとに、ハッと思い出した。
🧒「先生、腫瘍マーカーは?」
「下がってるよ。96」
キターーーーー!!
CA15-3が100を切るのは2017年10月以来のこと
まだホルモンの薬を変えたりフェソロデックスを使ったりしながら、何とか抗がん剤を使わずに行こうといろいろ試していた頃だ。
今だからわかるけど、主治医はイブランスという分子標的薬が発売されるようになるまで、ホルモン治療で引っ張ろうとしてくれていたのだ。
ホルモンからホルモンへ治療を切り替えても腫瘍マーカーの上昇は止まらず、
主治医がポロッと呟いたことがあった。
👨「もう打つ手がない…」
そう言って、主治医は持っていたペン🖋を置いたのだ。
え、何それ。。。
打つ手ないってどーゆーことぉーーーー!!
(☝︎無駄な衝撃。当時、よく治療のことがわかってなかったので、言葉のままに受け止めていた)
👱♂️「ちょっと休薬しよう。11月末に新しい分子標的薬(イブランス)が出るから、それを試そう」
おぉ〜、打つ手あるのね、良かった
しかし、新薬イブランスは、説明書か何かに印字ミスがあり発売延期に。結局使えるようになったのは12月下旬。
その間に腫瘍マーカーは100を超え、
その後、新薬イブランスは私の場合、肺転移には効いたけれども肝転移が新たに起きてしまい、腫瘍マーカーは上昇を続けたのだ。
もとい。
昨日に立ち返ると、腫瘍マーカー100斬りはおよそ2年ぶりということで、めっちゃ嬉しい
主治医が「今回のお薬はシャープに効くと思うよ」と言ってたけど、ホントにシャープ
まぁ、副作用もシャープなようですが。。。
代診の先生に効く。
🧒「こちらの病院でゲノム治療受けてる方いらっしゃいますか?」
「いるよ」
🧒「私は今のお薬が効いていますが、もうフォースラインの抗がん剤なので、また耐性ができてしまった場合に備えてパネル検査考えようかなと」
「乳がん患者で、他のお薬が使える結果が出るのは少ないけどね。それこそ主治医に相談したら?」
この“主治医に相談”の意味はふた通りある。
当然、治療方針を決定するのは主治医、という意味。
もう一つは、やはり我が主治医は理系の天才だから新しいお薬の情報に強い。代診の先生は、それを暗に示唆したのだろう。
でも、代診の先生はエコーで診てくれたり、それなりの時間を割いて丁寧に診てくれる。だからたまには代診も嬉しい
白血球は低いけれど問題なく低位安定。
本日アバスチン&パクリタキセル③-3を無事に終えたのでした