2024年も紅葉の季節になりました。

義父母を誘って、湯の山温泉に旅行に行って来ました。


先ずは今回の旅行の主目的の御在所岳へ。

ロープウェイで上っていきます。


御在所ロープウェイは、全長約2km。780mの高低差を一気に上っていきます。


途中にある鉄塔は高さ61m。ロープウェイの鉄塔の中で日本一の高さを誇ります。

高速道路からもハッキリと見えるほどの存在感です。


御在所岳は、山頂から麓の温泉街まで1ヶ月かけて段階的に紅葉するので、この時期、三段紅葉が楽しめます。

麓は全く紅葉して居ませんでしたが、山頂に近づくに連れて色付いてきました。


御在所岳は標高1212m、鈴鹿山脈の主峰です。


天気が良いので、周りの山々が綺麗に見えました。


山頂の紅葉は見頃を過ぎていましたが、十分楽しめました。



自然な森で様々な木々が生えているので、紅葉もカラフルです。


ススキとのコラボも綺麗でした


少し歩くと富士見岩がありました。残念ながら東方は雲で覆われていて、富士山は見えませんでした。


富士見岩は断崖絶壁の上にあるので、怖くて先端までは行けませんでした...


御在所岳は巨石の宝庫。大黒岩は登山者に人気のスポットですが、高所恐怖症の私は全く無理です。



暫く山頂を散策した後、ロープウェイで下山。

次回は、中登山道を登りたいと思います。


下山後、定番の大石焼きを購入。素朴な優しい甘さでした。これを食べたのは失敗で、お腹いっぱいになってしまい、晩飯のステーキを食べ残してしまいました...


チェックインには時間があったので、かぶせ茶カフェに行きました。


マルシゲ清水製茶が営む、古民家を利用したカフェです。



700円のお茶膳を注文。かぶせ茶は色々な種類があってセレクトできます。良く分からないので、一番人気のお茶を頼みました。甘味があって美味しいお茶でした。


一煎目はぬるいお湯で甘さを楽しみ、二煎目は熱く渋いお茶を味わいます。その後、アラレにお茶をかけて頂き、最後は茶葉を取り出してポン酢をかけて食べました。お茶を食べるのは初めてなので新鮮でした。


その後、宿で温泉に入って疲れを癒やしました。

ヤッパリ温泉は良いです。


二日目は甲賀方面へ観光に行きました。

先ずは甲賀流忍者屋敷へ。17世紀の忍者一族の屋敷が、そのまま残されています。


塀の瓦が面白い意匠になっていました。


内部には様々な仕掛けがあります。本物の手裏剣を投げられるコーナーもあり、外国人のツアー客が喜んでいました。




その後、信楽へ。沢山のタヌキさん達がお出迎え。


鬼のタヌキを初めて見ました。買う人いるのかなぁー?


先ずは腹ごしらえ。

コタニ陶器が営む讃岐うどん屋「亀楽」へ。


店頭には陶器が沢山置いてあり、何屋さんだが分かりません。


人気店らしく、11時過ぎに行ったのに20分程待ちました。

私は近江牛肉ぶっかけうどんを、妻はしいたけ天ぶっかけうどんを注文。店構えは怪しげですが、うどんは手打ちで具材も材料に拘った本格派。とても美味しかったです。


腹ごしらえしてから散策開始。

先ずは信楽焼ミュージアムへ。


入り口に、お風呂になりそうな巨大な茶碗がありました。


信楽焼の紹介ムービーを見てから展示物を鑑賞しました。紹介ムービーは分かりやすくて勉強になりました。

かつてはこの付近に琵琶湖があり、湖底に堆積した土が良い陶土になったそうです。


懐かしいミゼットも展示されていました。


1951年に昭和天皇がこの地を訪れた際、たぬきの置物が日の丸の旗を振ってお出迎えし、天皇が感激されて歌を詠まれたことから、全国的にたぬきの置物が知れ渡ってブームになったそうです。


その後、信楽駅へ。

駅前には巨大なタヌキ電話がありました。


折角なので駅構内に入場。

駅のホームでも、タヌキがお出迎え。



丁度、列車が入構してきたのでパチリ。


車内外共に甲賀忍者とコラボしていました。



タヌキさんも忍者バージョンでした


湯の山温泉〜甲賀・信楽旅行、天気にも恵まれ楽しめました。

平地でも紅葉が始まるので、毎週末が楽しみです。