「反作用」で高まるスタグフレーション
皆さん、こんにちは！
※スタグフレーション（景気後退と物価高）
への対策を早めに講じていきましょう。
ロシアのウクライナへの軍事侵攻により、
世界経済がより一層揺れ動いていますね。
ロシアは2021年からウクライナ国境付近に
軍隊を集結させていたため・・・
地政学的なリスクは意識されていたが、
更に悪いシナリオに突入してきています！
2月24日に始まった「特別軍事作戦」と称した
ウクライナ全土に対する軍事侵攻から時間が！
NATOを中心とする西側諸国は、全面戦争の
リスクを回避する名目を保ちつつ・・・
ウクライナへの軍隊派遣は避けているが、
ロシアに対する経済・金融制裁を加速中です！
個人・企業・銀行（ロシア中央銀行を含む）の
資産を凍結することやロシアの一部銀行を
国際銀行間通信協会（SWIFT）から排除する
といった金融制裁を発動していっていますね。
ハイテク機器などの戦略物資のロシア向けて
輸出停止といった貿易制裁も発動しています！
米国はロシアからのエネルギー輸入を停止し、
英国も石油輸入の段階的な停止に舵を切りました。
既に決定した制裁メニューだけでも相当強力
だと考えており、こうした公的な制裁に加え、
ロシアで経済活動を行う民間企業でも…
自主的に撤退する動きが広がっています。
もちろんですが・・・
ロシア経済の落ち込みはかなり深刻化しそうです！
世界的な資源国であるロシア経済に対する金融制裁は
ロシアとの取引量をあらゆる面から急減させます。
経済的には負の供給ショック（供給減少）を意味し、
物価高と生産量の減少をもたらす流れに派生します！
・ロシアとの経済・金融取引の結び付きが強い欧州。
・供給ショックで物価高圧力と成長率の下押し圧力。
2022年の欧州経済は、ワクチン接種の進展によって
コロナ禍への耐性を保持し、正常化へと向かう流れが
期待されていました！
だがしかし！スタグフレーション（景気後退と物価高）
の懸念はここに来て急激に高まっています。
金融政策の正常化を急げば景気鈍化を招く可能性もあり
金融政策の戦略次第では更に困窮をもたらすでしょう！
ウクライナ戦争は停戦の動きが
ロシア・ウクライナ双方からも発信されています。
現状を見ていると、ロシアによる無差別攻撃が
よりひどい状況になっているように感じられます。
金融市場は停戦を見越し、大きく上昇しました。
でも、まだまだ先行きは不透明ですから・・・
投資家はより慎重な姿勢が重要だと考えます。
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