誰かから、
「やれば必ず稼げるツール」を与えられても、
「すればぜったい成功するツール」を授けられても、
「行けば未来はバラ色に決まってる道」を教えられても、
それらを達成するのに必要なのは、
やっぱり
『メンタルの強さ』
で。
いわゆる「自己肯定感」とか「自己効力感」といった、
目には見えない「信念」の部分が弱いと、
頭の中に絶え間なく襲ってくる、
○失ったらどうしよう。⇒私がやったら失うに決まってる。
○もし間違ってたらどうしよう。⇒私がやったら間違うに決まってる。
○もしも失敗しちゃったらどうしよう。⇒私がやったら失敗するに決まってる。
○もしもたどりつかなかったらどうしよう。⇒私はたどり着けないに決まってる。
○もしも何か起きたらどうしよう⇒きっと起きるに決まってるし、それを解決する力も私には無いに決まってる。
という自己対話による精神の揺れ動きに負けてしまい、
「・・・・・・・やっぱ、ムリ」
ってなる。
人生がナイスになるかそうじゃないかは、
『メンタルが異様にタフな人』になれるか否か?
にかかっているかもしれない。
☆☆☆
「へー・・・意外だな。」
って思うのは、
ひろゆき氏やホリエモン氏が選んだ学科が、
「心理学」だったり「宗教学」だったという点。
価値観はマ反対に近い二人だから、
数年前にホリエモン氏がひろゆき氏を絶縁してましたね。
あれだけ合理性を重んじて生きる二人が、
文系の中でも、
「経営」とか「経済」「法律」みたいな実利性の高い学科だったり、
または理系の「技術方面」を選んでいないんですよね。
ふたりとも「メンタル系の学問」を選んでるのが、
なんかちょっと興味深いなと。
そうやって、
人間のメンタルという非常に厄介な部分に取り組んだ
(メンタル方面に疑問とか興味を覚えた)から、
あそこまで「タフなメンタル(にコントロールする自己対話力)」が得られたのかなー・・・とか。
あの人たちが、
ごく普通の神経程度の持ち主であんな人生になってたら、
(そもそもメンタル弱い人はあそこまでになりようがないんだけど)
一時はすごく稼げたとしても、
もうとっくにダメになってたり、
おかしなことになっている気がするのですよ
でも彼らは、
ぜんぜんケロッッッとしてメディアに出まくって、
炎上したり叩かれることすら平然とマネタイズにつなげ、
明日から完全無職になっても、
死ぬまで痛くも痒くもない資産を形成済みなんですよね。