こんばんは、仲人母・山手です。
翻訳書にありがちな、
アメリカンジョークがちりばめられた文章が苦手で放置していた、
『こうして、思考は現実になる』
パム・クラウド著、桜田直美訳/サンマーク出版
というベストセラー。
いつだったか、この本の中に書いてあった、
「フォルクスワーゲン・ジェッタの法則」
を、面白半分にやってみたんですよ。
「私は、
今から48時間以内に、
シャネルのバッグを見かけ、誰かからお金がもらえる。」
と決めて中心部に行ったらですね、
札幌駅の地下にあるコクミンドラッグ出入り口で、
でっかいロゴのシャネルバッグを持った女性に遭遇し、
その日お会いした社長さんが帰りしなに千円くれた(笑)
ところがこれが、
私は48時間以内に、
新品のシャネルバッグがもらえて、
誰かから10万円もらえる。
だったらかなわなかったでしょうね。
私自身の中に、
「たったの48時間でそんなことが起きたらかえっておっかないわ。
ムダに運を遣いこんでしまって寿命が縮みかねない。
あー、いらない、いらないっ」
という想いのほうが断然強いから。
私がすごい売れっ子のホステスさんか何かで、
ゴツいプレゼントをもらうことに全然慣れている
という女性だったら、
48時間以内にバッグと現金を得ていたかもしれませんね。
「その私=慣れっこの私」にとっては、
ウン十万円の高級バッグゲットも、
10万円程度の現金ゲットも、
そこまで非日常すぎるハナシではないので、
脳みそが否定しないから。
・・・ということは、
すっごく素敵な彼氏が欲しい、
すっごく素敵な結婚がしたい。
けど、それが何年たっても手に入らな~い
のなら、
自身のコンフォートゾーン(すっかり慣れてて快適な領域)を変えないといけない。
ということが見えてきます。
慣れてない状況(自分のコンフォートゾーンじゃない環境)だと、
緊張とか、不安、劣等感や恐怖が勝ってしまい、
良いパフォーマンスができない。
また、
「こんな素敵な男性からは、
私なんかじゃ選んでもらえっこない。
選んでもらったって、どうせそのうち、飽きられて疎遠になるか、二股とかかけられるのがオチよ。」
とか、
弱気な未来予測を立てて、予測通りの結果になったりするアルヨネー!
だから結局、
びっくりするような「ドラマチックなバランス(ある意味、アンバランス)の結婚」ってめったにない。
どこを見渡しても『見事に同レベル同士でくっついている』のが現実ですよね。