タクシー乗り場があったので、そこで待っていたらすぐ来ました。行き先は地図を見せながら伝え、10分ぐらいで到着。確か15€前後だった気がします。タクシーって便利だなあ。
コロンナ美術館 9時~13時15分 土曜のみ
この時、12時ぐらい・・・間に合って良かった。
入場料は60歳以上が10€なので、チケットを買う時に父の年齢のことを言ったら、私も10€となり合計20€を支払い年齢確認のための書類を見せる必要もありませんでした。通常は12€なので2€安くなり、ありがたいんですがちょっと複雑
私も60歳以上に見えたんだろうか?まあいいか。
これはまたすごいところへきたなあ。。。
豪華で煌びやかな空間。人が少なくて静かなので緊張します。
名家コロンナ家のコレクションを展示(中略)オードリー・ヘップバーン扮するアン王女が、ローマ滞在最後に記者会見する印象的なシーンが撮影された場所。(地球の歩き方より)
父いわく「この階段をおりたんだろうなあ」と。
ということで、父も階段をおりながら動画を撮っていました。アン王女が見た景色をおさめていたんだろうなあ。
これ↑が目印だとか。
奥へ進むとたくさんの絵画がありました。地球の歩き方に載っていたのがカラッチの「豆を食べる男」↓
作者も作品もここに来るまで知りませんでした。でも美術館の宝と書かれていると、興味がわいてきたのでじっくり見ることに。豆は体に良いですしね。
館内で見かける女性たちが皆、とても上品な雰囲気で美しい。コロンナ家にゆかりのある人が働いているのかなと勝手に想像。土曜の限られた時間だけ開館しているのも何か関係があるのかな。
一般的な美術館とは何かこう・・・雰囲気が違いました。豪華な屋敷へ来たような感じというかなんというか。
ただこんなにすごい広間がある屋敷はそうそうないんですけども
絵画よりも父はアン王女が歩いた階段と、この大きな広間が特に気に入ったようで、何度も行ったり来たりしてました
私はすでにヘトヘトだったので、父が見える場所でじっとしていました。朝から人混みの中を歩き、階段をのぼっておりて疲れているはずなのに、父は歩いたりとまったり、写真を撮ったり動画を回したりと、それはそれは楽しそうでした。私自身はそこまで興味はなかったんですが、父の様子を見ていると、ここに来ることができて良かったなと心から思いました^^
いつもならチケットなどの紙類はいらないと言うんですが、コロンナ美術館のはこの大広間が載っていたので「これはいる!」と言ったことからも、相当気に入ったんだなというのがわかります。
美術館を出たら13時過ぎていたので、1時間近くいました。
ローマ観光にあてた日が土曜で良かった。帰国の前日は遠くへ行かず、空港に近い場所にいたほうが良いと思いできるだけそうしています。帰って来れなくなったら困るからというのが一番の理由なんですが、それ以外の理由でこんなに良いことがあるなんて思いませんでした。
あと、父が行きたい場所の開館日や時間を調べ、行けるなら行きたいと言ってきたことも驚きました。これは本当に行きたいんだろうと思ったので、否定せずどうしたら間に合うかを考えました。だからとても嬉しい。この旅で一番良かったことです
つづく