シャルルドゴール空港・第１ターミナルに到着
ホッとすると同時に緊張感が高まってきます。
入国審査は混雑もなくスムーズでした。
到着便がこの時間は他にはないようで、スーツケースが出てくるのも早かったです。
パリへようこそ
トイレをすませ、税関職員のそばを通り外へ。厳戒態勢とはほど遠く、いつも通りチェックなしです。
今回の旅行は、行くか行かないか何度も迷いました。何事も「自分だけは大丈夫」とは思えない。むしろ自分だけ、と考える人間です。マイナス思考ですが、考えようによっては、これも悪いとは思わない。万が一やもしもを想定し、最も安全な方法を常に考えると思うから。
父には出発前「五体満足で２人とも帰ってこい」と言われました。とても重い言葉だと感じ、心配かけてるんだなと改めて思いました。でも、行くなとかやめといたほうがいいとは言わない。振り返ってみると父はずっとこういう感じだった・・・でもそんな父が、夫を紹介した時だけは違った。わかったと言った後、夫に「本当にこんなの（＝私のこと）で良いのか？」と確認していました
なんやそれ、と思ったけど当時の夫は「はい、もちろん」と即答していた。良い思い出です。今、同じ質問をされたら夫はどう答えるだろうか？夫の母が夫婦関係を「くされ縁」と表現していましたが、まさにその通りだと近頃つくづく思う。
空港からホテルまでの移動は安全安心をお金で買い、チャーター車にしました。私１人でパリ市内なら公共交通機関ですが、今回はディズニーランド近くのホテルで夫と２人だし、時期も時期だったため。
申し込みの際、到着時間を１６時５分と入力したら１６時３５分ピックアップと連絡が来て、遅れたりトラブルで間に合わなかったらどうしようかと思ったけど、実際は１６時過ぎに出口に着き、まだ運転手はいないかな？と思ったら、すでに待っていてくれました
ああ良かった！
運転手はお洒落で高そうなスーツ・皮靴を身につけていて、颯爽と私のスーツケースをもってくれました。良い気分＾＾
誰かを待つ必要もなくすぐ出発
相手は英語なので、世間話でもされたらどうしようかとヒヤヒヤしていましたが何も話さない。出発時に私が行き先のホテルを再確認した以外は無言、一安心。夫が下を向いて頭をかかえるような姿勢をした時、すかさず運転手が「大丈夫？」と言ってくれたことに優しさを感じました。どうやら夫は酔ったみたいです。
スーツケースを転がす必要もなく、スリに注意注意と緊張することもなく、ホテルを探して迷うこともなく、安心・快適にホテル前まで連れて行ってくれ、頼んで良かったと思いました
１６時４５分、ホテル到着。
つづく
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