さて、今日は以前お話した便秘をまとめます。

便秘の種類は
弛緩性便秘、痙攣性便秘、疾患による便秘がある。
便秘を放置すると
①肩が凝る、お腹が張る、頭が重いなど体の不調を来たす。
②肌荒れや吹き出物ができやすい。 
③高血圧、肝臓病などの生活習慣病やがんの誘因になる。

食生活のポイント
1. 朝起きたらコップ一杯の水を飲む
2. 冷たい水や牛乳は腸を刺激して排便を促す。
3. 朝食をしっかり食べましょう
4. 食物繊維をたくさん取りましょう�食物繊維には、
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。
水溶性の食物繊維は果物や海藻、こんにゃくなど、これらの食物繊維は便の中に溶け込み、便を軟らかくして腸内の通過をよくします。
不溶性の食物繊維は、豆類、根菜類、野菜類、きのこ類などに多く含まれ、腸のぜん動を活発にして便を押し出す効果があります。

5.腸内環境整えましょう�腸内細菌であるビフィズス菌は、ヨ-グルトや乳酸飲料に含まれています。このビフィズス菌 を体内で増やす働きをするのが、ごぼう、たまねぎ、にんにく、バナナ、アスパラガス、ライ麦などに多く含まれているオリゴ糖で、みそや納豆などの発酵食品も同様の働きをします
6.腸を刺激する食品を活用しましょう�果物、香辛料、酢や適度のアルコ-ル飲料、炭酸飲料などは腸を刺激して排便を促します。
7.朝決まった時間に排便の習慣を付けましょう�朝、あまり慌ただしいと、便意が起きてもトイレに行かないうちに忘れてしまいます。快便を得るためには、毎日規則的にトイレタイムを持つことです。
8.毎日規則正しい運動をしましょう�運動は腸の働きを活発にさせます。腹部のマッサ-ジも効果があります。
9.けいれん性便秘の食事は例外で全く逆の食品選択が必要となります。食物繊維の多い食品や刺激性のある食品はむしろ避けるようにしてください。