簿記論間違いノート<1>~その他有価証券の評価
【設問】
その他有価証券の取得価額:2,000、x1年度末時価:1,500、x2年度末時価:1,800
の時のx2年度の”前T/B” と”後T/B”を示せ。(実効税率40%)
【解答?】
〔x1年度末〕
その他有価証券評価損益 500 / その他有価証券 500
繰延税金資産 200 / 法人税等調整額 200
〔x2年度期首振戻し〕
その他有価証券 500 / その他有価証券評価損益 500
<前T/B>
──────────┬───────
その他有価証券 2,000 │
繰延税金資産 200 │
〔x2年度末〕
その他有価証券評価損益 200 / その他有価証券 200
繰延税金資産 80 / 法人税等調整額 80
法人税等調整額 200 / 繰延税金資産 200
<後T/B>
─────────────┬────
その他有価証券 1,800 │
その他有価証券評価損益 200 │
繰延税金資産 80 │
法人税等調整額 120 │
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有価証券の評価って案外理解しやすかったのに、税効果会計と絡めるととたんに複雑になる。
期首の振り戻し時に繰延税金資産も戻してしまい、前T/B上に繰延税金資産が残せず×。
でも何でだろう・・。(独学の限界か・・。)