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▲30センチほどの個体、どちらも同じ個体です

 

ポルトガル語で「ドラド」とは「黄金」を意味するらしいです。

ブラジルのアマゾン川に生息するカラシンの仲間で、入荷は割とコンスタントだとおもいます。

自然下では100センチほどに成長し、その名の通り黄金に輝くとても美しい魚体になります。

が、それは自然下での話で、水槽での飼育環境では鮮やかな黄金色の魚体に育てるのはどうやら難しいようです。

もしかしたらアマゾンの豊かな直射日光が魚体の色にも関係しているのかもしれませんね。

水槽内ではよく泳ぎ、遊泳速度も早いので少し広めの水槽でのびのびと飼育したほうがいいと思います。

そしてよくジャンプもするのでしっかりとしたフタも必要です。

水槽外への飛び跳ねさえ気を付ければとても丈夫で飼いやすい魚だといえます。

 

エサについては生餌を好みますが、それ以外のえさにも餌付きやすいです。

まだ若魚のうちはメダカなどの生餌もよいですが、冷凍のアカムシやクリル、そのほか肉食魚用の人工飼料など、何でも慣れてくれます。

 

水温、水質は多くの熱帯魚と同様26度くらいで、水質は弱酸性~中性くらいでいいと思います。

 

混泳についてですが、この魚はとても獰猛なので注意が必要です。

主に表層を泳ぐ魚なのですが、底を泳いでる魚にもちょっかいを出すことがしばしばです。

流木などで隠れ家を作ってあげればポリプテルスの種類などは混泳できる可能性が十分ありますが、入れる際は自己責任でお願いします。