なぜマークザッカーバーグはフェイスブックを生み出せたんだろうか? 「自分のことが好き」だったから、ひたすら前に進めたのだと思う。
■なぜザッカーバーグはフェイスブックを生み出せたのか。
フェイスブックの始まりをご存知だろうか。
ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグはハッキングして得た女子学生の身分証明写真をインターネット上に公開し、公開した女子学生の顔を比べて勝ち抜き投票させる「フェイスマッシュ」というゲームを考案した。これがフェイスブックの始まりである。
つまり、相手の断りもなく行った「美人コンテスト」、言わば悪ふざけがフェイスブックにつながったのである。
当然、大学内で問題になり、ザッカーバーグはハーバード大学の半年間の保護観察処分を受けるに至った。
ところがそれによって何かに目覚めたのか、ハーバード大学の学生が交流を図るための「ザ・フェイスブック」というサービスを開始した。
その数日後、スタンフォード大学やコロンビア大学、イェール大学などの学生からの「同じようなサイトが欲しい」との要望に応え、いわゆるアイビー・リーグの学生にも開放した。
その後、徐々に全米の学生に開放され、学生生活に欠かせないツールとなった。
大学のメールアドレスを所有する大学生のみに参加が限られていたが、2006年初頭には全米の高校生に開放し、2006年9月までには一般に開放され、有効なメールアドレスさえあれば、世界中の誰もが利用できるようになった。
■強みとは放っておいてもやってしまう癖のようなもの
さて、ザッカーバーグの強みとは何なのだろうか。
良く言えば好奇心や探究心、悪く言えば悪ふざけ能力にあるのではないか。だからこそハッキングしてまで「美人コンテスト」をやったのだと思う。
そして筋金入りの悪ふざけ野郎だったからこそ、保護観察処分になってからも構想を深め続けることができたと思う。
確かに、一般的に言われるように、ザッカーバーグを天才であり変人でもあると片付けてしまえば話は簡単である。
しかし、そういう考え方はあまりにも短絡的で、なおかつ、自分の凡才さを嘆いているだけにしか見えない。こういう考え方をしている人は人の引いたレールの上しか歩けない気がする。
起業家精神とは、自分らしさとか、個性とか、放っておいてもやってしまう生まれながらの癖のようなものを徹底的に開放することである。
時には、人から注意されたり、直せと命令されたりすることもあるだろうが、それでもひるまずにさらに調子に乗るくらいが良い。
そのくらい自分のことが好きじゃなきゃ起業家にはなれないってことかもしれないね。
