先日、認知症の対応や地域の認知症の患者さんの対策等を取られておられる医師の先輩とお酒を呑む時間を持つことができました。つくづく思うけどとご高齢の認知症患者さんの傾向で50代60代の頃の夫婦の関係が悪いと認知症が進んでしまって大変な思いをされている方を見ることが多いと言われました

やはりパートナーとの関係性は認知症の進行具合に影響すると思うと話しておられました。

子供が巣立ち夫婦で過ごす時間が多くなる、加齢というのは人によって異なりますが変化が生じて来ます。そんな時パートナーとの関係性がいいと進行が遅れてくれたり改善がされますが、関係性が悪いと普通の時でさえ相手がすることが気にいらないのに少しボケて来たら余計に嫌に感じるそうです。たしかにわかる気もします。

相手のボケが悪くなれば面倒をみる側がつらくなります。本人もできていたことができなくなり辛くなるそうです。どちらにとってもいいことはありませんので50代60代の夫婦の過ごし方を見直して相手を思いやる心を表現しながらいい関係性を過ごすことが結果的に認知症の進行を遅らせていけることの可能性が高くなるとのことでした。