昨日ももクロの有安ももかさんが電撃の引退を発表した。
その際、22年間で見ることのできない景色や世界を見ることができたけれど普通の女の子の生活や
やっていることを学びたいと言っていた。
日本の教育システムが昔は同じ教育で人と違うことを是としなかった環境が長く続いて護送船団方式で生きていくことを半ば強制されていたような団塊の世代の方々から時代は変わりました。
その頃は平均でいることと言われたことを誰が聞いても同じようにやれる能力を身につけることに一生懸命でそこから外れて自分の能力で生きていける個性のある方が唯一のスターでした。
だから歌もうまかったり、スタイルが抜群だったりとそのタレント性を備えていました。
今や個人主義の真っ只中といいますか人のことより自分のことという時代にすっかり変わりました。今や物を頼んでもそのとうりのことが帰って来る確率の低くなった時代です。
例えば違うかもしれませんが電車でマスクをしている人はかつては他人に移さないようにとつけていましたが今や自分を守るため他人から移されないようにとみんなでマスクをしています。
そんな世代でのし上がったももクロは成功の代表みたいでした。特に器量がずば抜けているでもなく、スタイルが抜群というわけでもなく、歌唱力が半端ないということのなさそうなのに、あんなに人に感動と笑顔を与えてくれる存在は滅多にあるものではないととても感心していました。
ところが今までできなかった普通の生活をするために引退します。との事。普通の人の生活って何?
それをさっと受け止めて切り替えられる時代なのですね。