トラウマ | アルコール漬けに往くのだ

アルコール漬けに往くのだ

やって来る日に奮え過ぎ去る日を越えたなら刻むのだ

津波に追い掛けられた同僚は夜中に飛び起きるようになったという

すぐ近くにある海を見たくないし嫌な気持ちしか浮かばない

オレは被害もなく暮らしているけれど

津波被害現場からむりくり引っ張られて(保護)羽交い締めされるのを振り切ろうと足掻き逃げ遅れの奥さんを助けに行くんだ,と叫ぶ爺さんが隣りにいる

3階建ての駐車場から津波に流されかけてどけどけ,と振り切りすぐ後ろの人達が居なくなってたって言ってたオジサンがすぐ隣りにいる
立ち上がろうと必死になる熱がオレのすぐ隣りにある

つまりはオレも津波にのまれ被災し死んだんだ