ニチモの50年前のキットを作っています。
 これまでエンジン、キャノピーと作成したので、あとは機体をサクサク作れるはずでしたが、途中でいくつか問題がありました。
① 主翼の前照灯が全く再現されていません。モールドらしいものがありますが、さすがに難があります。そこで、透明パーツのランナーがちょうど良い太さでしたので、前照灯部分を切り抜いて透明ランナーから透明パーツを切り出して作成しました。
翼端灯も作った方がよかったかもしれませんね。


② 機体自体のモールドは、凹モールドでいい感じなのですが、少しメリハリが乏しいです。今回カウルフラップの彫りを深くしました。

この辺りに手を入れて製作を進めました。
塗装は、1944年のフィリピンで記録されている明灰緑色に暗緑色のモットリングで47独立飛行隊の設定です。
そんなこんなでとりあえず機体は完成です。

完成した機体の写真を上げます。






このキットは、個々のパーツは50年前相当のレベルですが、いいものを作ろうという当時のニチモスタッフの意気込みを感じられるいいキットだと思いました。

 模型製作自体は一応これで終わりですが。しかし、私の場合、この機体を使って、生きているような合成写真を作るのが趣味ですから、次回はその作品の紹介をしたいと思います。
 また、気が向いたらお付き合いください。