ミッドウェイ海戦に参加した第16任務部隊(空母エンタープライズ、ホーネット主幹)で 第一水雷戦隊を構成しているファラガット級の3隻を作っています。この船は、キットの入手性が悪いのでセミスクラッチで作成中ですが、作成に夢中になると、ブログの更新が疎かになりますね。

 さて、船体はタミヤのハムマンを3㎜短縮していますが、上部構造物はそのままではほとんど使えませんので、切り貼りとプラ板使って自作になっています。その上、同型艦3隻の同時作成なのでパーツも3個づつ作っていますので、手間がかかってなかなか進みません。

 まずは、前部艦橋部分と後部構造物を作りました。

 

次に、煙突を設置する構造物と、第二砲塔と第三砲塔の防風板をつくりました。大戦初期の米海軍駆逐艦は、5インチ砲が密閉砲塔になっていない船が多く、この場合、下の砲手を守るためにこのような張り出しを設置しているようです。実際、現製作中のファラガット級は

前部の1番、2番砲塔は、前方のみ防弾版がついていますが、後部は解放されています。また後部の3,4番は完全に開放状態です。

 

ここから、細かい部分を作り始めます。まずは、第一砲塔と第二砲塔を作ります。この砲塔は後部が解放されていて、砲尾が露出していますので、キット付属の砲塔をカットして使いますが、この砲塔、幅が不足しているように見えるので、左右にプラ板を追加して厚みをだしました。さらに中に 5インチ砲の砲尾だけを接着しました。

こんな感じです。前から見るとだいぶ雰囲気が出てきました。

 

次は煙突周りの製作になりますが、それは次回ご報告します。

それでは、また気が向いたらお付き合いください。