幸宏と出会って、県内ではあったんだけど、家が遠くて、いつの間にか
同棲生活になんとなくなっていったの。
出会った当時は働いてて、だけど家が遠いから私のアパートから通える仕事を探すと辞めて。
そしたら全然働かない人だったの。要はニート。てか、ひも状態になっていった。
市内に幸宏はアパートを借りていて、家賃はどうなってるのか?アパートはどうなってるのか?
実家のご両親は心配していないのか?と思い。ご両親には連絡を私がとった。
結局、アパートは幸宏の腹違いの二人の姉と母親とで処理したそうだ。
3年一緒にいたけど、働いたのはわずか3ヶ月だった。
家事も一切手伝わないし、ゲームばっかしてて、友達がくれた焼酎4リットルを一日で飲んでしまうほどのアル中でもあったから、もらっても隠すようにしてたけど、キッチンドリンカーか?お前は!料理酒まで飲むようになってた。
3ヶ月働いてた先もアルコールが原因で遅刻して、半ば首のようなものだった。
女、一人で二人のアパート暮らしは苦しくて、彼氏は何度行っても働かない。
ハローワークに無理やり連れて行っても働かない。
ほんと、人ってお金がないと心に余裕がなくなるのね?いつも不安だから、今思えば、些細なことでも切れてたな。
食べるのがやっとで、好きな服やアクセサリーとか買えなかった。だけど、幸宏と出会ってから大人になって似たような境遇…彼氏がいた『唯(仮名)』と友達になって、唯は幸い、彼氏は働いていたし、私よりは稼ぎはあったんだとおもう。
時々、おごってくれたりして、ストレス解消をしてくれた人がいた。
それと、私の実家が近かったから、カツカツではあったものの、食べるものはなんとかなった。
幸宏の高校時代の仲良しだったという二人の友達にも連絡をとって、説得してもらったけど、駄目だった。
二人の友達がいうには
高校時代も不登校がちだったそうだ。
そんなんで苦しくてどうすればいい?
そう、私は結局、赤の他人なのよね。
別れればその生活から開放されるわけだよね?
最初は好きで、信じて、いつか働いてくれるようになると思っていても、何もしない彼に嫌気がさすよね?
言い方は悪いかもだけど、私は解放されるし、その生活から逃げることは簡単だった。
私名義のアパートだから電気とガスと水道はとめるから出ていけと言った。
実際とめたのはガスだけだったけど(笑)
そうでもしないと出ていかないから。
今月いっぱいで出ていってと伝えて、私は実家に避難した。
仕事はこれまた、私の親のお店のお客さんに飲食店経営のオーナーがいて、拾ってくれたんだよね。
最後は餓死されてもこまるから、ハンバーガーだけ置いて私は出ていったんだよね。
そしたらオーナーが『ハンバーガーしかたべてないとか可愛そうや』って話てるのが聴こえてきた。
なんだと!そのハンバーガーだって!誰が出したとおもってんだよ!
その前にどれくらいしてきたと思ってんだよ!
とは、おもったけど、もう関わることが嫌だったから聞こえないふりをした。
そういえば、携帯電話だって、幸宏に貸してたお陰で、延滞してくれたおかげで、解約しなくてはならなくなった。
なんで、貸していたのか忘れたけど、(;´Д`)
今まで延滞したことなんてなかったのに!
その後、オーナーから聞いた話では仕事用にもたせた携帯電話で出会い系かなにかで13万の請求がきたり、いつも酒くさいとか?
住むところはオーナーが用意してくれたらしいけど。
たぶん、そんなんじゃ、オーナーもいずれは彼を見きったのではないかとおもうんだよね。
別れる時、まだ、オーナが面倒を見てくれることは決まってはいなかったので、
幸宏の母親に連絡はした。迎えに来たほうがいいのでは?とおもったから。
もちろん、そんなことは言わないよ。
その後のことはそっち側でどうぞ!だけど、野垂れ死にされても後味が悪いから、別れることと、アパートは今月いっぱいで引き払うと言うことは伝えておいた。
アパートに置いてる忘れ物を取りに行こうとしたとき、年配の夫婦が私の部屋のドアの前で何やら話していて、
顔を合わせたくなかったので、駐車場の車から部屋のドア前が見えるので、様子を伺っていた。
たぶん、迎えに来たんだとおもう。
結局、実家には帰らなかったようだけど。
その後、オーナとの接点も私にはないので、どうなったかはわからないけど、オーナが見切るのは時間の問題だと私は思う。
そうなった時、頼るのはやはり親だとおもうんだよね。
そしてね。『粋塾』の塾頭の氷室さんが動画で話してたのは。
引きこもりの原因は「圧倒的に過干渉」だと言われててね。
過干渉かどうか彼の家庭内のことまではわからないけど、
上のお姉さん二人は母親が違う。
彼のお母さんは後妻で、彼は唯一の男子。想像でしかないけど、姉二人への遠慮だとか、それで母親が彼に対して過干渉だったのかな?とか想像してる。あくまで、想像だけどね。
それと20年も30年も引きこもりだった人はが施設に居るけど、話にならないと。会話が成立しないと話していた。
そういえば、幸宏も既にそんな感じだったんだよね?
会話が成立しない傾向にあったんだよね。
幸宏と別れて、金銭的に余裕がなくて、連絡を取っていなかった敦美に久しぶりに開放された、晴れやかな気分で敦美の住む実家の番号に連絡をいれた。
当時、仕事を辞めた敦美は携帯電話は解約していたから。
当時、固定電話電話の番号は空で覚えてたし。
そしたら「この番号は現在使われておりません」とガイダンスが流れた。
間違いじゃないかと何度かかけ直すが間違いじゃなかった。
その後、別経由で聞いたのは、敦美のご両親は県外の人だったので、父親の定年を機にご両親の故郷へと引っ越したと聞いた。
携帯電話は通じなかったかもだけど、
実家の番号は彼女は知っている。もう一人の共通の友達も実家の番号は変わっていないから、敦美が連絡したいと思えば連絡ができる。
因みに固定電話の番号は今もその時の番号。
だけど、何も連絡なしに途絶えてしまった。
どうやら、私が電話するちょっと前に引っ越してしまったと。
彼と別れてすぐにはさすがにまだ、心がぐちゃぐちゃで、落ち着いてからと思っていたから…こんなことなら、直ぐに電話すればよかったとはおもったものの。
彼女は連絡をとらなかったというのが現実なんだよね。
幸宏の事だけど、私は赤の他人だから、匙を投げることは簡単にできた。
だけど、親となれば別。
けど、ほんの少しだけど、辛さとか苦しみとかそーいう経験があるからこそ、分かるって言ったら違うかもだけど、経験は少しだけどある。
他人だった私は逃げることができたし、解放された。
私の想像でしかないけど。
幸宏と敦美のご両親はご健在であれば
『8050問題』に直面してるのではないかとおもうんだよね?
でも、どうしていいのかわからないとおもうんだよ。
もし、今でもご両親達と付き合いがあれば教えてあげたいとおもった。
そしたら、こういう第三者に頼るのもありだとおもう。
年金生活じゃ、経済的にも苦しいとおもうから、
もちろん、子供さんが引きこもりで悩んでる人もこーいう施設知らないかもしれないから、参考になればなって
書いてみた。
苦しんでないで、第三者に頼って見るのもありだとおもいます。
私は50代です。イジメられっこだったし、会社でいいことばかりじゃないし、やめたいと思ったことも何度もあるけど。
でも、働いてて、よかったことも
働いてるからこそ楽しめることもあるんですよね。
順番でいえば親が先に逝ってしまう。
その現実を受けとめなければ
ならないのが
『8050』問題だとおもいます。
あくまで、個人の私的の主観で視点。意見です。
ただ、もう無理とおもったら、第三者に頼っては?とおもって、今回、子なしアラフィフが自分の経験を元に話してみました。