先進国だけでなく、中国など新興国市場でもユーザーがスマホへ乗り換える動きが広がっているという。 IDCは「携帯電話をもっぱら通信やメールに使っていた時代は急速に過ぎ去りつつある」と指摘している。 メーカー別では、韓国サムスン電子が60・7%増の7070万台とトップで他メーカーを大きく引き離した。2位は米アップルで6・6%増の3740万台。

 【ワシントン=柿内公輔】米調査会社IDCは26日、スマートフォン(高機能携帯電話)の2013年1~3月期の世界出荷台数が前年同期比41・6%増の2億1620万台に上り、従来型の携帯電話を比率で初めて逆転したとする調査結果を発表した,ArcheAge RMT。スマホ市場の世界規模での急速な拡大が裏付けられた格好だ。 調査によると、携帯電話全体の出荷台数は4億1860万台で、スマホは51・6%と過半数を占めた。3位は韓国LG電子で2・1倍の1030万台と韓国勢の躍進が目立った