。beatmaniaシリーズだと,実際に譜面を叩くと音が出るわけで,より作るのは難しいのでしょうね。ちなみに,残りの2曲についてはどうでしょうか。 猫叉氏: 「connective」は,女性ボーカルの爽やかなラウンジポップです。リオデジャネイロとかラテンサウンドな感じにしつつ,ugg ムートン,ハウスの四つ打ちを混ぜています。 「portal」は遅いELECTRO系。ゲーム的にはわりと速い曲が好まれがちな傾向がありますが,僕はゆっくりな曲でノリを出すのが好きなんですよ。骨太なリズムでミドルテンポな方がグルーヴが出やすく,楽しくノリやすいかなと思って制作しました。 実は「connective」と「portal」は,先ほども触れた「tricoro」のテーマである,仮想都市をモチーフに作られています。「portal」には入口という意味があるので,ここを入口にして本作を楽しんでいってほしい,という意味合いを込め,一番最初に作った曲なんです。 : なるほど。曲に込められた意味が分かると,また違った印象でプレイできそうですね。ところでL.E.D.さんと猫叉さんは,お互いの新曲についてなにか感想をお持ちですか,ugg? L.E.D.氏: その3曲の中だと,「POINT ZERO」がやっぱりいいですね。どれ聴いてもさすがというしかないんですが,自分自身,速い曲が好きなので。 猫叉氏: L.E.D.さんの「狂イ咲ケ焔ノ華」を聴いたときは,この中二テイストは,狙ってやっているんだと思ってたんですよ。L.E.D.さんらしさである,トランシーやハードコアな部分を押さえつけつつ,我慢しながら完成させたのかなって。でも,今日話聴いていたら,別にそういう訳じゃなかったんだって(笑)。正直,意外でした。 L.E.D.氏: いやいや,あれがこれからの自分らしさになるんだよ(笑)。 猫叉氏: 新たな一面がまさに開花していて,新鮮でいいんですよ。実は僕自身,あの曲を一番遊んでいるんです。なにせ,楽しいですからね。 : 「狂イ咲ケ焔ノ華」は,それだけ衝撃的だったということですね(笑)。では次に,dj TAKAさんの新曲「Liberation」について聞かせてください。この曲は,どういうコンセプトで書かれたのでしょうか。 dj TAKA氏 dj TAKA氏: 「Liberation」のコンセプトはですね……長くなってもいいですか? : もちろんです。 dj TAKA氏:
関連トピック記事:
関連トピック記事: