事の発端は,とある企画の打ち合わせ時に遡る。 常日頃から忙しい筆者と山本氏が,カバル RMT,最近せかせかと遊んでいる「戦国IXA」 年末の足音が忍び寄ろうという12月某日。師走の名の通り,編集部も加速的に忙しさが増していたころだ。ここ最近,連載の原稿が届かないことに業を煮やした筆者は,「」のライター陣の一人であること山本一郎氏に連絡を取り,原稿の催促と次の記事のテーマについて相談をすることにした。 一応説明しておくと,筆者が主に編集を担当する「」は,不定期連載のコーナーであり,とくに明確な締切り日などは存在しない,の中でも比較的“ゆるい”連載枠である。 とはいえ,「せめて1?2か月に1本程度はお願いしますよ」という暗黙の了解は存在しており,ゆるいながらも各執筆者がそのルールを守り,清く正しい連載が展開されているわけだ。……ただ一人のアウトローを除いては。 そう。山本氏は,もうここ5か月ほど原稿を送ってきていない。 隊長:シヴィライゼーションVで創造主AIに勝てるようになったぜ! 筆者:はいはい。 隊長:……。 筆者:……。 隊長:対戦しようず。 筆者:えーと,で,次の記事のテーマなんですが。 隊長:対戦しようず。 筆者:申し訳ないんですけど,忙しくてCiv5はあまり遊んでないんですよ。 隊長:でも,Civ4は結構やってたんじゃないの? 筆者:やりましたよ。 隊長:じゃあ対戦しようず。 筆者:……分かりました。Steam起動してくださいよ。 隊長:や,PC並べてローカルで遊んでみたいず。 筆者:年末のこのクソ忙しい時期にですか? 隊長:はい。 筆者:……。 隊長:……。 筆者:でも,アラド戦記 RMT,隊長は年末かなり忙しいとか言ってませんでしたっけ? 隊長:とても,忙しい,です。 筆者:じゃあ止めときましょうよ。 隊長:対戦しようず。 筆者:そもそも,最近,全然原稿もらってないんですよ。まず記事書いてください,記事。 隊長:遊んでくれたら,原稿を書かないでもない(キリッ)。 筆者:……。 隊長:対戦しようず。 かくして,ここに編集vs.ライターによる,仁義なき戦いの火ぶたが切って落とされたのである。 連絡を取るたび,氏が今遊んでいるゲームの進捗を聞かされる(というか,忙しいから記事が書けないって話のはずだが?)という精神的苦痛にも耐え,忍び難きを忍んできた筆者ではあるが,連載コーナーを司る担当編集者として,ここは,一度彼にお灸を据える必要があると判断した
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