内需関連トータルでみると伸び悩んでいるのだ。
安倍政権発足後、日銀の異次元金融緩和
から円安進行、輸出関連から回復し内需の
回復につながった。安倍政権発足から五年近くなるがいまだに日銀は金融緩和を続けているのだ。日銀は金融緩和をやめられないのである。日銀が金融緩和縮小と発表しただけで円は大きく上昇することになる。
輸出関連の利益は大幅に縮小、国内は物価
下落でデフレに進む。内需は縮小するのである。
安倍政権は金融緩和がやめられる状況を
作り出す政策を全く実施してこなかった。しかし、米国の好景気や欧州の回復、
震災復興特需、オリンピック建設特需から
景気は堅調に推移している。
安倍政権は金融緩和縮小を可能とするために内需を重視した政策を急がなければならない。大幅な円高、米国の関税引き上げに
備え内需を拡大させなければならない。
飽和状態にある国内を活性化させるには
大規模規制緩和を実施することだ。
民主党時代に内需回復に向け補助金や減税
を実施したが財政を悪化させただけでおわった。
内需拡大に金を使っても拡大は持続しない
のだ。金を使わなくとも規制緩和を実施することでビジネスチャンスを拡大することだ。
好調な今だからこそ内需拡大に取り組む
べきなのた。